Derrick Hodge（デリック・ホッジ）｜名ベーシストのサード・アルバム『Color of Noiz』

コンポーザー、プロデューサー、エレクトリック／アップライトの両方を巧みに扱い、ジャズ、シネマティック、R&Bなど数々のセッションに呼ばれる名ベーシスト、デリック・ホッジのサード・アルバム『Color of Noize』。ホッジとドン・ウォズの共同プロデュースによる本作は、全編同じライヴ・バンドで録音した初の作品。

ジャズの流れ、ヒップホップのグルーヴ、ソウルフルな深み、スピリチュアルな重厚さ、そして創造的な火のような影響力と経験のるつぼを反映。そのサウンドは、より抽象的な言葉で表現するのが一番だとホッジは語る。"それはコントラストであり、美しさであり、混沌であり、自由である。"

アルバム『Color of Noiz』のコンセプトは、音の流動性を受け入れ、その音の発展と解釈に対する集団的な所有感を刺激するもの。ホッジ曰く、「それは私たちの時代に共通するアイデアだと感じている。受け入れることについての新しい芸術的な鼓動。それはすべて、今の精神、考えすぎず、前に進むことに関係している。」