ル・コンセール・ユニヴァセル~『ルクレールのソナタと舞曲』
[Le Concert Universel 公式チャンネルより]
ルマイラックの軽やかな演奏にも注目。
名手が揃ったル・コンセール・ユニヴァセルが
ルクレールの歌劇『シラとグロキュス』を室内楽の形に凝縮。
ジェローム・コレア率いるレ・パラダンのメンバーとしても活躍しているヴァイオリニストのジュリエット・ルマイラックが創設したピリオド楽器のアンサンブル、ル・コンセール・ユニヴァセルがルクレールの作品を録音しました。
“エレガンスとヴィルトゥオシティを兼ね備えたアンサンブル”として注目されている当団はヴァイオリンのステファニー・ド・ファイー、チェンバロのブリス・サイーなどの名手が集まっており、密度の濃い室内楽的なアンサンブルを得意とします。
フランス=ベルギー・ヴァイオリン楽派の創始者と見做されている18世紀のフランスを代表するヴァイオリニスト、作曲家のルクレール。ヴァイオリンの作品を中心に作曲しましたが、唯一の歌劇『シラとグロキュス』も残しております。
当録音ではル・コンセール・ユニヴァセルによる編曲版で舞曲を抜粋した形で録音。ルクレールの世界を室内楽の形で収めた注目盤です。まるで語り合うような温かい音色が魅力の当団が思いを込めて演奏しております。
(キングインターナショナル)
『ルクレールのソナタと舞曲』
【曲目】
ルクレール:
1.「ジーグ」~歌劇『シラとグロキュス』より
2.「パスピエ」~歌劇『シラとグロキュス』より
3.ヴァイオリン・ソナタ第5番 イ短調 Op.9-5
4.「エール第2番」~歌劇『シラとグロキュス』より
5.ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ長調 Op.9-3
6.「ミュゼット」~歌劇『シラとグロキュス』より
7.「エール第1 番とロンドー」~歌劇『シラとグロキュス』より
8.「羊飼いと森の精の行進曲」~歌劇『シラとグロキュス』より
9.トリオによる序曲 イ長調 Op.13-3
10.「フォルラーヌ」~歌劇『シラとグロキュス』より
11.「エール第2番(華やかに)」~歌劇『シラとグロキュス』より
12.「エール第3番(速く)」~歌劇『シラとグロキュス』より
編曲:ル・コンセール・ユニヴァセル
2つのヴァイオリンと通奏低音のための編曲版[1,2,8,10-12]
ヴァイオリン伴奏付のチェンバロのための編曲版[4]
チェンバロのための編曲版[6]
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのための編曲版[7]
【演奏】
ル・コンセール・ユニヴァセル
ジュリエット・ルマイラック(バロック・ヴァイオリン&指揮)
ステファニー・ド・ファイー(バロック・ヴァイオリン)、
シルヴィア・ド・マリア(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ブリス・サイー(チェンバロ)
【録音】
2016年、サンティーユ聖母教会(フランス)
セッション録音
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年01月21日 00:00