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The Wildhearts(ザ・ワイルドハーツ)|とにかくヘヴィでラウド、そしてもちろんポップなニュー・アルバム『21st Century Love Songs』

The Wildhearts(ザ・ワイルドハーツ)『21st Century Love Songs』

元クワイアボーイズのジンジャー率いるザ・ワイルドハーツがニュー・アルバムをリリース。とにかくヘヴィでラウド、そしてもちろんポップ。音楽的にも私生活的にも骨の髄までロックな彼らだけが作れる極上のアルバム!日本盤ボーナストラック収録。

イギリス出身のザ・ワイルドハーツは89年、元クワイアボーイズのジンジャーを中心に結成されたハードロック・バンドである。93年に『Earth vs the Wildhearts』でアルバム・デビュー。ハードでヘヴィでありながら、非常にポップな側面もあわせもったスタイルで、ハードロック・ファンの心を鷲掴みにした。ザ・ワイルドハーツは音楽はもちろん、私生活も実にロック。彼らの歴史はメンバー間やマネジメントとの軋轢、ドラッグ問題とトラブルにあふれており、それもまたザ・ワイルドハーツの魅力だと言える。19年に来日した際には、ステージ上で大立ち回りを演じたことも記憶に新しい。

そんな彼らが2年ぶりとなるニュー・アルバム、『21st センチュリー・ラヴ・ソングス』をリリースする。ジンジャーによれば、19年の前作『Renaissance Men』が「ファースト・アルバムを彷彿とさせる作品だった」のに対し、今回のアルバムは「自然とセカンド・アルバム『P.H.U.Q.』を思い起こさせるもの」とのこと。ルールブックを破り捨て、ただ本能に従って曲を書いた。結果できあがったのは、「皮肉っぽく、面白くて、怒りに満ちていて、誇り高く、実験的で喧嘩腰。まさにビッグな『ファック・ユー』サウンド」である。とにかくヘヴィでラウド。そしてもちろんポップ。これぞザ・ワイルドハーツ流ハードロックの真髄であり、骨の髄までロックな彼らにしか作り得ない極上のアルバムだ。

国内盤CD

日本語解説書封入/歌詞対訳付き
日本盤限定ボーナストラック収録


【収録曲】
01. 21st センチュリー・ラヴ・ソングス
02. リメンバー・ジーズ・デイズ
03. スプリッター
04. インスティテューショナル・サブミッション
05. スリープアウェイ
06. ユー・ドゥー・ユー
07. ソート・ユア・ファッキング・シット・アウト
08. ディレクションズ
09. ア・フィジカル・エクソシズム
10. マイ・ヘッド・ワンツ・ミー・バッド
《日本盤限定ボーナストラック》
11. リッスン
12. コンチネンタル

【メンバー】
ジンジャー(ヴォーカル)
CJ(ギター、ヴォーカル)
ダニー・マコーマック(ベース、ヴォーカル)
リッチ・バタースビー(ドラムス)

The Wildhearts(ザ・ワイルドハーツ)

Photo by Tony Woolliscroft

 

HARD ROCK/HEAVY METAL

タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2021年07月01日 14:33