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カプースチンのピアノ曲をジャズ・トリオにアレンジ!フランク・デュプレー・トリオによる『ブループリント~カプースチン:ジャズ・トリオによるピアノ作品集』


[Capriccio Records 公式チャンネルより]

ジャズとクラシックを融合した音楽知られるニコライ・カプースチン。彼はまるでオスカー・ピーターソンやエロル・ガーナのように自由なタッチでピアノを弾きましたが、作曲をする際はジャズにおけるインプロヴィゼーションも全て楽譜に記載し、あたかも即興で奏でているかのような作品を書き上げました。

今回のアルバムでは、ピアノ協奏曲第4番(C5437)で巧みな演奏を披露したピアニスト、フランク・デュプレーと彼の仲間たちがカプースチンのさまざまなピアノ曲をジャズ・トリオ用にアレンジ。即興的でありながら緻密に書かれた小品を、ジャズ風のこなれた感覚で演奏。作品に新たな魅力を付け加えています。
(ナクソス・ジャパン)

『ブループリント』~カプースチン:ジャズ・トリオによるピアノ作品集
【曲目】
ニコライ・カプースチン(1937-2020):
1. 夜明け Op. 26

8つの演奏会用練習曲 Op. 40より
2. 第1番 前奏曲 アレグロ・アッサイ
3. 第2番 夢 モデラート
4. 第7番 間奏曲 アレグレット
5. 第8番 フィナーレ プレスティッシモ

6. 変奏曲 Op. 41
7. モーティヴ・フォース Op. 45
8. ビッグバンド・サウンズ Op. 46

24のジャズ前奏曲 Op. 53より
9. 第1番 プレスト
10. 第3番 ラルゲット
11. 第4番 アレグレット
12. 第6番 アニマート
13. 第7番 モデラート
14. 第8番 アレグレット
15. 第9番 レント
16. 第11番 アンダンテ
17. 第13番 アレグレット
18. 第15番 モデラート
19. 第19番 ヴィヴァーチェ
20. 第23番 モデラート

21. エンド・オブ・レインボー Op. 112
22. 「ブルー・ボッサ」によるパラフレーズ Op. 123
23. 「ブラジルの水彩画」によるパラフレーズ Op. 118

全てF. デュプレー、J. クルップ、M. イェンネによるピアノ、コントラバスとドラムス編

【演奏】
フランク・デュプレー・トリオ
[メンバー]
フランク・デュプレー(ピアノ)
ヤコブ・クルップ(ダブルベース)
マインハルト”オビ”イェンネ(ドラムス)

【録音】
2020年12月15-16、21-22日
ハンス=ロスバウト=スタジオ、バーデン=バーデン(ドイツ)

<フランク・デュプレー>
アンタイルのピアノ協奏曲録音(C5309)で、2018年に権威ある「オーパス・クラシック賞」を受賞したドイツのピアニスト。もともとはジャズ・パーカッショニストとして訓練を重ねた彼、いつしかピアノのレパートリーの幅広さに開眼し、20世紀から現代の作品の演奏に特別な熱意を抱くようになりました。ペーテル・エトヴェシュとは緊密な関係を保っており、いくつかの作品の世界初演を果たしています。最近では、クルト・ヴァイル・フェスティヴァルのアーティスト・イン・レジデンスを務める他、パーカッショニストとしても活躍。高く評価されています。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年12月03日 00:00