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ポシュナー/#bruckner2024プロジェクト~ 第4弾は第4番“ロマンティック”(第2稿/コーストヴェット版)


※ 前半の「1878-1880 version」はC8083/NYCX-10304に収録されている第2稿の演奏ですが、後半の「1876 version」は初稿の収録場面で2023年春にリリース予定です。

「#bruckner2024」の第4弾。「ロマンティック」のニックネームを持つ人気曲、第4番の登場です。
ここで取り上げられているのは第4番の使用楽譜として最も一般的な第2稿(いわゆる1878/80年稿)で、新ブルックナー全集として出版されているベンジャミン・コーストヴェット校訂のもの(Korstvedt NBG III/1: 4/2、2019年出版)が使われています。また1878年にブルックナーが第2稿を完成させた際のフィナーレである「民衆の祭り Volksfest」と呼ばれる楽章も追加で収録し、CDのプログラム機能を使えば第2稿の最初の姿を聞くことが出来るようになっています。
ポシュナーは今回も引き締まったテンポを基調としつつ(各楽章の演奏時間はヴァント/ベルリン・フィル盤に比べて第1楽章が1分遅い程度でほぼ同じ)、緩急・強弱の幅を大きめに取りドラマティックな音楽に仕上げています。また「民衆の祭り」の演奏時間はフルシャ盤の17:57に比べてだいぶ速く、聞き比べも興味深いことでしょう。
※国内仕様盤には石原勇太郎氏(音楽学/国際ブルックナー協会会員)による日本語の解説が付属します。

【#bruckner2024について】
ウィーンを拠点とするレーベル「Capriccio」がブルックナー研究の第一人者でイェール音楽大学院のポール・ホークショーの監修の下、ブルックナーの生誕200年にあたる2024年までに全交響曲のすべての稿を録音するというプロジェクトです。少なからぬ曲で目下刊行が進んでいる新ブルックナー全集(NBG)の楽譜が使われる予定。
指揮者には全曲を通じてマルクス・ポシュナーを、オーケストラはポシュナーの手兵リンツ・ブルックナー管弦楽団を主体にウィーン放送交響楽団も起用。今後は22年秋に第3番の第1稿(1873年稿、ノーヴァク版)が、また年末までに第8番の第1稿(1887年稿、ホークショー校訂による新全集版)が予定され、ブルックナー・ファンにとっては目と耳の離せないシリーズとなりそうです。
(ナクソス・ジャパン)

アントン・ブルックナー(1824-1896): 交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」WAB104
(第2稿/コーストヴェット版 Korstvedt NBG III/1: 4/2)
1. 第1楽章 19:59
2. 第2楽章 15:12
3. 第3楽章 11:18
4. 第4楽章 21:48

5. 1878年稿フィナーレ「民衆の祭り」 15:21

リンツ・ブルックナー管弦楽団…1-4
ウィーン放送交響楽団…5

録音:
2021年2月16-19日
リンツ、ムジークテアター・リハーサルホール…1-4
2021年11月29日 ウィーン、放送文化会館…5

※ こちらのCDの収録時間は83分16秒と長時間になっているため、一部のプレイヤーでは正常に再生できない可能性がございます。予めご了承ください。

CD(輸入盤)


CD(輸入盤・国内流通仕様・日本語解説付き)


カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER

掲載: 2022年03月24日 18:00