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ALTUS渾身のマスタリングで蘇るゴロワノフの芸術!モーツァルト:レクイエム〈ピッチ修正版〉

ゴロワノフ

男ゴロワノフ・怪演中の怪演!
心ゆさぶる究極の演奏、異界へのいざない。
限界を超えてすべてを音楽にぶつけた大モツレク
ピッチ修正であらわになった真の異形なる姿!

ムラヴィンスキーと対を成すロシアの伝説的指揮者ニコライ・ゴロワノフ(1891-1953)、シリーズ第7集はチャイコフスキーの『悲愴』!強烈な音塊が魂の嗚咽となってあふれだす白熱の大演奏です。手加減無しで両極端に振り回すドライブでオーケストラと聴き手をまとめて翻弄、ハイボルテージの歌に打ちのめされ、地獄の裂け目のごときパウゼに戦慄し、泣き所では圧倒的にたくましい音響に心がえぐられます。一度味わったらその魔力から一生逃れられない命懸けの『悲愴』。壮絶演奏の頂点!
「その抜き差しならない気迫に満ち溢れた響きは、とても尋常ではない。曲が進むにつれ、ゴロワノフ節はこれでもかと振るわれる。なぜこのようにテンポを動かすかという疑問以上に、自分の耳に聴こえた作曲家の魂を、全霊を傾けて表現しようとしているゴロワノフの気迫に、ただただ圧倒されるのみである。これは好き嫌いを超えた尊さではあるまいか。」(平林直哉氏の解説より)
※ノイズ等が発生する箇所がございます。マスターによるものですので予めご了承下さい。
(キングインターナショナル)

これまでトラック毎に音の高さが変わるという不完全なピッチの音盤ばかり世に出ていたため、真の凄まじさが伝わり切らず今ひとつ人気の奮わなかったゴロワノフのモツレク。おそらく初の〈ピッチ修正版〉としてこの究極演奏を世に問いなおさんとするのが当盤です。本来のテンポ・音響バランスが蘇ることで逆にさらに明白になった異形さ、恐ろしいまでの音塊となって迫り来る声楽と管弦楽の大エネルギー。聴く者を異界へといざなう空前の怪演をより強く深く危険な領域まで踏み込んで味わえること請け合いです。
音楽が表現しうる極北、その限界をいとも簡単に乗り越え、遥か彼方めがけて未踏の地を突き進むゴロワノフ。合唱もソリストもオーケストラも、火の玉のように燃え上がり持っているすべてを音楽にぶつけ、驚異的な演奏を繰り広げていきます。「Tuba mirum」の全開トロンボーン、「Lacrimosa」の異様な暗さ、「Sanctus」の目もくらむ輝き、どこをとっても他では絶対に聴けない、かつて誰も考えたことのないような音が鳴り響く、とんでもないモツレクです。

〈「涙の日」は、全曲の中でも最も印象的と言えるだろう。テンポは非常に遅い。ヴァイオリンがソロに変更されており、これがいかにももの悲しげに奏される。合唱は全員が涙ながらに歌っているようで、涙が床に落ちてビショビショに濡れているような雰囲気である。最後の長いフェルマータもいかにもゴロワノフだ〉〈宗教的とは言えない、オペラ的にすぎる、モーツァルトらしくない、などいくらでもケチをつけられそうな演奏であることは確かだ〉〈ゴロワノフはきっと、自身の解釈が正しいかどうかは重要視していないと思う。彼が最も望んでいたのは、人の心をいかに揺さぶるかということである。それに全身全霊を傾けた、そうした姿勢が生々しいほど感じられる〉(平林直哉氏の解説より)
(キングインターナショナル)

ALT517 (CD)
国内プレス
ピッチ修正版
日本語帯・解説付

ゴロワノフの芸術 第8集
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626〈ピッチ修正版〉
ナタリア・シュピーレル(ソプラノ)
ワルワラ・ガガリーナ(アルト)
ピョートル・マリュチェンコ(テノール)
セルゲイ・クラソフスキー(バリトン)
ニコライ・ゴロワノフ(指揮)
モスクワ放送交響楽団、同合唱団
モノラル録音:1951年

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年06月13日 15:00