キーシンが唯一の師に捧げたザルツブルク音楽祭ライヴ~ベルク、フレンニコフ、ガーシュウィン、ショパン
国内盤のみMQACD×UHQCD、グリーンカラー・レーベルコート仕様
唯一の師に捧げられたザルツブルク音楽祭リサイタルのライヴ録音
エフゲニー・キーシン~ザルツブルク・リサイタル
2021年7月に98歳で逝去したキーシン唯一の師、アンナ・カントールに捧げたザルツブルク音楽祭での公演ライヴ。
昨年50歳を迎え、巨匠的風格と密度の濃い表現で孤高の道を歩むキーシンの充実を聴くライヴ録音。
ベルクとガーシュウィンは、表面的には全く異なる音楽世界の住人で、一見すると異質に映るかもしれないが、彼らはいくつかの美学的信条で一致し、互いの作品を称賛し合う友人だった。そして、ガーシュウィンは、ピアノのために作曲するときも、ピアノを弾く時もショパンを鋭く意識していた。また、フレンニコフ(ソ連作曲家同名の書記長を務めた)も、3人と同じく、個人と公の断絶を感じている。しかし、フレンニコフが自分の内面を音楽の中に隠しているのに対し、他の3人は、音楽の中で最も自分らしさを表現している。ショパンが親友のティトゥス・ヴォイチェホフスキに書いたように、「かつてあなたに話していたことを、今は私のピアノに話している」のである。
このアルバムは、リサイタルと同様、キーシンの恩師、アンナ・パヴロヴナ・カントールの思い出に捧げられている。モスクワのグネーシン音楽学校で彼女から最初のレッスンを受けたとき、キーシンはわずか6歳だった。「アンナ・パヴロヴナは、私たち家族にとって先生以上の存在になった。彼女は私の唯一のピアノの師であり、私が現在ピアノで表現できることはすべて彼女のおかげ」 と回想している。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
【収録予定】
CD1
アルバン・ベルク:ピアノ・ソナタ 作品1
ティホン・フレンニコフ:ピアノのための3つの小品 作品5から 第3曲:舞曲
ティホン・フレンニコフ:ピアノのための5つの小品 作品2
ジョージ・ガーシュウィン:3つの前奏曲
CD2
フレデリック・ショパン:夜想曲 作品62 第1番 ロ長調(第17番)
フレデリック・ショパン:即興曲 第1番 変イ長調 作品29
フレデリック・ショパン:即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36
フレデリック・ショパン:即興曲 第3番 変ト長調 作品51
フレデリック・ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
フレデリック・ショパン:ポロネーズ 変イ長調 作品53 《英雄》
アンコール
フェリックス・メンデルスゾーン:無言歌集 作品38 第6曲 変イ長調 《デュエット》
エフゲニー・キーシン:4つのピアノ小品 作品1 第2曲:ドデカフォニック・タンゴ
フレデリック・ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
クロード・ドビュッシー:ベルガマスク組曲 第3曲:月の光
【演奏】
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
【録音】
2021年8月 ザルツブルク、祝祭大劇場〈ライヴ・レコーディング〉
2022 年8月12日、輸入盤アナログLPが情報解禁されました。
LP1
アルバン・ベルク:ピアノ・ソナタ 作品1
ティホン・フレンニコフ:ピアノのための5つの小品 作品2
ジョージ・ガーシュウィン:3つの前奏曲
フレデリック・ショパン:夜想曲 作品62 第1番 ロ長調(第17番)
フレデリック・ショパン:即興曲 第1番 変イ長調 作品29
フレデリック・ショパン:即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36
LP2
フレデリック・ショパン:即興曲 第3番 変ト長調 作品51
フレデリック・ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
フレデリック・ショパン:ポロネーズ 変イ長調 作品53 《英雄》
ティホン・フレンニコフ:ピアノのための3つの小品 作品5から 第3曲:舞曲
フェリックス・メンデルスゾーン:無言歌集 作品38 第6曲 変イ長調 《デュエット》
エフゲニー・キーシン:4つのピアノ小品 作品1 第2曲:ドデカフォニック・タンゴ
フレデリック・ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
クロード・ドビュッシー:ベルガマスク組曲 第3曲:月の光