ボレイコ&ワルシャワ・フィル~ペンデレツキ:ピアノ協奏曲“復活”&交響曲第2番“クリスマス”
ポーランドを代表するレーベルから故クシシュトフ・ペンデレツキに捧げるアルバム。
ピアノ協奏曲「復活」は ペンデレツキ自身が"ネオロマンティックな精神から生まれた"と語っており、2001年に起きたアメリカ同時多発テロ事件への思いも込められています
2001年から翌年にかけて初稿が書かれ、2007年に改訂が施されました。バルトークやプロコフィエフを思わせるサウンドと、最終楽章に現れる美しい聖歌の旋律が強い印象を残します。
「クリスマス」と題された交響曲第2番は1980年にズービン・メータとニューヨーク・フィルの委嘱で書かれた作品で、クリスマスの聖歌が曲のあちこちに引用されていますが、曲全体としてはショスタコーヴィチに近い激しさを持っています。
アンドレイ・ボレイコはサンクトペテルブルク生まれですが父方はポーランド系で、2019/20のシーズンよりワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督を務めています。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020):
ピアノ協奏曲「復活」(2007年版)
1. Allegro molto sostenuto
2. Andante molto pesante
3. Allegro sostenuto molto
交響曲第2番「クリスマス」
4. Moderato. Maestoso. Poco più mosso
5. Meno mosso. Lento. Allegretto
6. Tempo I. Allegretto. Più mosso agitato. Poco meno. Tempo I: Grave. Maestoso. Lento
【演奏】
バリー・ダグラス(ピアノ)…1-3
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレイ・ボレイコ(指揮)
【録音】
2022年3月11日&12日(1-3)、2021年11月27日(4-6)
ワルシャワ・フィルハーモニー・ホール
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年11月16日 00:00