Julian Lage(ジュリアン・ラージ)|傑作アルバム『View With A Room』の続編となる新作EP『The Layers』
現代ジャズを代表するギタリストの1人、ジュリアン・ラージ。ゲイリー・バートンやチャールス・ロイドなど多くのジャズ・レジェンドと共演し、ニューヨーク・タイムズからも「天賦の才」と称賛を受ける彼による、ブルーノートから2枚目のリリースとなった傑作アルバム『View With A Room』(2022)に続く新作EP『The Layers』が登場!
本作は前作『View With A Room』と同じセッションでレコーディングされた。いわばアルバムの続編とも言うべき作品で、6曲のオリジナル曲を収録している。前作に続きベーシストはホルヘ・ローダー、ドラマーはデイヴ・キングのトリオで、今回もビル・フリゼールが5曲でゲスト参加。これまでもデュオ・コンサートやジョン・ゾーンが考案したプロジェクトなど、さまざまな文脈で共演してきた2人だが、今回の作品では新たなオーケストレーションの可能性を探っているような必聴のコンビネーションを披露している。また、本作ではアコースティック・ギターが多用されている点にも注目だ。
本作について、ジュリアンは「この作品は、アルバム『View With A Room』の前日譚のようなものだね。ビルとのデュオ、ホルヘとのデュオ、より広がりのある楽曲、デイヴとホルヘの素晴らしいリズムとオーケストレーションのセンスなど、前作の試金石となる音楽の種をすべて含んでいるんだ。『View With A Room』は、僕たちがスタジオで探求することに興奮したこれらの音楽的な特質が包括的に表現されているし、『The Layers』はアンサンブルと制作チームのさまざまな関係性が表れていると思う」とコメントしている。
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収録曲:
1. Everything Helps
2. Double Southpaw
3. Missing Voices
4. This World
5. Mantra
6. The Layers
パーソネル:
Julian Lage(g)
Jorge Roeder(b)
Dave King(ds)
Bill Frisell(g)
ジュリアン・ラージ『View With A Room』
ジュリアン・ラージ、ブルーノートからの2枚目のリリースとなるアルバム『View With A Room』。本作には10曲のオリジナル曲を収録。ベーシストはホルヘ・ローダー、ドラマーはデイヴ・キングのトリオ。ビル・フリゼールも7曲で参加。これまでもデュオ・コンサートやジョン・ゾーンが考案したプロジェクトなど、さまざまな文脈で共演してきたジュリアン・ラージとビル・フリゼールの2人だが、今回のカルテットでの共演はジュリアンのアルバム・ビジョンをより鋭く引き立てている。
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ジュリアン・ラージが表紙を飾る『Guitar magazine (ギター・マガジン) 2023年 03月号』
多様な音楽的ルーツが、高度なテクニックや理論で昇華され、現代において最も刺激的なギター・ミュージックの1つとなっているジャズ。ギター・マガジン2023年3月号では、現代のジャズ・ギターを大特集。多くのジャンルのギタリストに"世界一上手い"と言わせるジュリアン・ラージを始め、現在進行形のジャズを徹底的に紹介します。現代ジャズ・ギターの代表的な名盤、ジャズ黎明期から現代に至るまでの年代によるジャズ・ギター・フレーズの特徴、現代ジャズ・ギターにおける音作りのノウハウなど、ギタマガならではの視点でお届け!