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マルッキ&ヘルシンキ・フィル/シベリウス: カレリア組曲、恋するもの、交響詩“レンミンカイネン”(SACDハイブリッド)

マルッキ

マルッキ率いるヘルシンキ・フィルハーモニックが
シベリウスを録音!

 

SACDハイブリッド盤。ヘルシンキ・フィルハーモニックと首席指揮者スサンナ・マルッキ(1969-)は、2019年から2021年にかけてバルトークのアルバムを3枚(《かかし王子》《不思議なマンダリン》(BIS SA-2328)、《弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽》《管弦楽のための協奏曲》(BIS SA-2378)、《青ひげ公の城》(BIS SA-2388))リリース。「スサンナ・マルッキとヘルシンキ・フィルハーモニックによる最高水準の演奏」(「Classics Today」)「細部の描写とドラマに恵まれ、信じられないほど雰囲気たっぷりに捉えられたバルトークの管弦楽曲」(「Gramophone」)など、さまざまなメディアから高い評価を獲得しました。新しいアルバムでは、シベリウスが《クッレルヴォ》で大きな成功を収めた後に作曲した管弦楽作品を3曲、取り上げています。

シベリウスが、1893年11月にヘルシンキで開催された「ヴィープリ地区教育支援祭典と宝くじ」のために作曲した「情景音楽」(《カレリアの音楽》)を演奏会用の曲にした《カレリア組曲》。ヘルシンキ男声合唱団の作曲コンペティションに応募した男声合唱曲を「弦楽オーケストラ、ティンパニとトライアングル」のために改作した《恋するもの》。フィンランドのアイデンティティを示しながら「メロディメーカー」としての才能を開花させた美しい作品です。

交響詩《レンミンカイネン》は、民族叙事詩『カレヴァラ』で語られるレンミンカイネンの冒険譚に基づいて作曲されました。〈レンミンカイネンとサーリの乙女たち〉〈トゥオネラの白鳥〉〈トゥオネラのレンミンカイネン〉〈レンミンカイネンの帰郷〉の4曲。1896年4月13日、シベリウス自身がフィルハーモニック協会のオーケストラを指揮して演奏され、その後、改訂を経て、現在の最終稿が作られました。「オーケストレーションの職人シベリウス」が明らかにされた最初の作品のひとつです。

ロバート・サフの制作、エンノ・マエメツのエンジニアリング。バルトークのシリーズと同じチームが録音を手掛けました。
(キングインターナショナル)

【曲目】
シベリウス:
●《カレリア組曲(Karelia-sarja)》 Op.11(1893)
I. 間奏曲(Intermezzo)
II. バラード(Ballade)
III. 行進曲風に(Alla marcia)
●恋するもの(Rakastava) Op.14(1893/1911 rev.1912)
I. 恋するもの(Rakastava)
II. 恋しいひとの小道(Rakastetun tie)
III.こんばんは、さようなら(Hyvaa iltaa - jaa hyvasti)
●交響詩《レンミンカイネン(Lemminkainen)》(4つの伝説曲) Op.22(1893-96 rev.1897, 1939)
I.レンミンカイネンとサーリの乙女たち(Lemminkainen ja saaren neidot)
II.トゥオネラの白鳥(Tuonelan joutsen)
III.トゥオネラのレンミンカイネン(Lemminkainen Tuonelassa)
IV.レンミンカイネンの帰郷(Lemminkainen palaa kotitienoille)

【演奏】
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
スサンナ・マルッキ(指揮)

【録音】
2021年10月1&2日(カレリア組曲)、2020年10月【ライヴ】(恋するもの)、
2023年2月13~16日(レンミンカイネン)/ヘルシンキ・ミュージックセンター(ヘルシンキ、フィンランド)
制作:ロバート・サフ
録音エンジニア:エンノ・マエメツ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2024年01月17日 12:00