『ポール・パレー~デトロイト交響楽団との名演集』(10枚組)~フランスの巨匠絶頂期の名盤集 1曲を除きステレオ!
パレー&デトロイト響の黄金時代の録音集!
米マーキュリーによる鮮明なステレオ録音!
(シューマンの4番のみモノラル)
ポール・パレー(1886~1979)はフルトヴェングラー(1886~1954)と同い年のフランスの巨匠指揮者。戦前、フランスで要職を歴任した後、1952年に66歳でデトロイト交響楽団の首席指揮者に任命され、1963年まで率いて同団の黄金時代を築きました。パレーは即物主義的な端正かつ流麗な音楽の流れの中で、ダイナミックな迫力と誌的な繊細さをともに表出した名人指揮者で、母国フランスの音楽だけでなく、ドイツ音楽でも素晴らしい演奏を聴かせました。これは、デトロイト交響楽団との名盤を10枚収めた廉価BOXで、CD1~8にはベルリオーズ、ドビュッシー、ラヴェルといったお得意のフランス音楽が収められ、CD9~10にはドイツ音楽のシューマンの交響曲全集が入っています。ポール・パレーを初めて聴く方にオススメの一組です。
(タワーレコード)
【曲目】
Disc. 1
ベルリオーズ:幻想交響曲Op.14
フランク:交響曲ニ短調
1959年録音(ステレオ)
Disc. 2
ドビュッシー:交響詩「海」、牧神の午後への前奏曲
管弦楽のための「映像」よりイベリア、夜想曲
1959年、1961年録音(ステレオ)
Disc. 3
ラヴェル:ボレロ、高雅にして感傷的なワルツ
バレエ「ダフニスとクロエ」第2組曲、ラ・ヴァルス
道化師の朝の歌、スペイン狂詩曲
1958年~1962年録音(ステレオ)
Disc. 4
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
組曲「マ・メール・ロワ」、組曲「クープランの墓」
ドビュッシー:小組曲
マスネ:序曲「フェードル」
アダン:歌劇「我もし王なりせば」より序曲
エロール:歌劇「ザンパ」より序曲
マイアベーア:歌劇「預言者」より戴冠式行進曲
1959年~1962年録音(ステレオ)
Disc. 5
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
マルセル・デュプレ(Org)
1957年録音(ステレオ)
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」よりバッカナール
死の舞踏Op.40、英雄的行進曲Op.34、フランス軍隊行進曲
オーベール:歌劇「王冠のダイヤモンド」より序曲
オッフェンバック:喜歌劇「美しきエレーヌ」より序曲
喜歌劇「天国と地獄」よりカンカン
1959年~1961年録音(ステレオ)
Disc. 6
ビゼー:序曲「祖国」、「カルメン」第1組曲
「カルメン」組曲よりジプシーの踊り
「アルルの女」第1組曲、第2組曲
グノー:歌劇「ファウスト」よりバレエ音楽
1956年、1958年、1962年録音(ステレオ)
Disc. 7
シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
気まぐれなブーレ、楽しい行進曲
喜歌劇「いやいやながらの王様」よりポーランドの祭り、スラヴ舞曲
歌劇「グヴァンドリーヌ」より序曲、田園組曲
ボワエルデュー:歌劇「白衣の婦人」より序曲
トマ:歌劇「レーモン」より序曲
歌劇「ミニヨン」より序曲、ガヴォット
1957年、1959年、1960年、1962年録音(ステレオ)
Disc. 8
ショーソン:交響曲変ロ長調
ラロ:歌劇「ナムーナ」第1組曲、歌劇「イスの王様」~序曲
オッフェンバック:歌劇「ホフマン物語」組曲(ポプリ)
グノー:歌劇「ファウスト」第2幕~ワルツ
1956~1962年録音(ステレオ)
Disc. 9
シューマン:交響曲第1番「春」、第2番
1958年、1955年録音(ステレオ)
Disc. 10
シューマン:交響曲第3番「ライン」、第4番
序曲「マンフレッド」Op.115
1956年、1958年録音(ステレオ、シューマン4番のみ1953年モノラル)
【演奏】
デトロイト交響楽団
ポール・パレー(指揮)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2024年07月17日 00:00