福間洸太朗『ショパンの想い出 Souvenirs de Chopin』~日本デビュー20周年記念盤!
[naxos japan 公式チャンネルより]
~20年のキャリアを重ねたからこそ、奏でうるショパンがある。~
19世紀を生きた大作曲家・ショパンの人生の “想い出”の作品たちを、21世紀を生きるピアニスト・福間洸太朗が、自身の“想い出”と共に弾く。幾重もの “想い出”が織りなす、満を持してのオール・ショパン・アルバム。
────この年齢になって、ショパンの死生観や精神性を理解できるようになった気がします。
Kotaro Fukuma, Autumn 2023
日本デビュー20周年記念盤にして、通算20作目のアルバム、日欧同時発売!
本作『ショパンの想い出』は、福間洸太朗が幼少期から「一番好きな作曲家」に挙げてきたショパンの作品から、福間/ショパン双方の音楽人生において重要な“想い出”である名曲の数々を収めました。
たとえば『幻想ポロネーズ』は、福間が20年前のデビュー・リサイタル時に演奏した“想い出”の曲である一方、作曲者ショパンにとっても、自身の祖国愛と郷愁を投影した“想い出”の曲です。ほか、『バラード第1番』『英雄ポロネーズ』『葬送ソナタ』などのさまざまな名曲が、20年のキャリアを経たピアニストだからこその重層的な解釈でもって奏でられます。
ショパンの没年である39歳を超え、21年目以降のキャリアを今後歩んでいく福間洸太朗が、自身の重要な足跡として世に放つオール・ショパン・アルバムです。
日英仏独の4か国語による解説に加え、福間自身が各収録曲の“想い出”や解釈を語った日本限定の別冊ブックレット「Souvenirs de KotaroFukuma」が特典として付属します。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
フレデリック・ショパン(1810-1849) :
1. ワルツ第1番 変ホ長調「華麗なる大円舞曲」 Op. 18
2. バラード第1番 ト短調 Op. 23
3. ノクターン第2番 変ホ長調 Op. 9, No. 2
4. ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」 Op. 53
5. 幻想曲 ヘ短調 Op. 49
6-9. ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送」 Op. 35
6. - I. Grave - Doppio movimento
7. - II. Scherzo
8. - III. Marche funèbre: Lento
9. - IV. Finale: Presto
10. ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想」 Op. 61
11. ノクターン第20番 嬰ハ短調 Op. Posth.
【演奏】
福間洸太朗(ピアノ)
【録音】
2024年2月5-7日
稲城市立iプラザホールDSD11.2MHz Recording
総収録時間 86分
【福間洸太朗 プロフィール】
20歳でクリーヴランド国際コンクール日本人初の優勝およびショパン賞受賞。パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学にて学ぶ。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、サントリーホールなどでのリサイタルの他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など著名オーケストラと多数共演。レコーディング作品は「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」(Naxos Japan)などをはじめ多数発表しており、2023年にリリースした通算19枚目の最新アルバム「幻想を求めて – スクリャービン&ラフマニノフ」(Naxos Japan)は欧州のInternational Classical Music Awardsにノミネートされた。
また、珍しいピアノ作品を取り上げる演奏会シリーズ『レア・ピアノミュージック』のプロデュースや、ラジオのパーソナリティを務め、自身のYouTubeチャンネルでは、演奏動画、解説動画、ライブ配信などで幅広い世代から注目されている。多彩なレパートリーと表現力、コンセプチュアルなプログラム、また5か国語を操り国内外で活躍中。テレビ朝日系「徹子の部屋」や「題名のない音楽会」、NHKTV「クラシック音楽館」などにも出演。第39回日本ショパン協会賞受賞。
日本デビュー20周年を記念して2024年9月より全国10か所でのリサイタル・ツアーの開催が予定されている。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2024年07月30日 00:00