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テンシュテット、ロンドン・フィルとの極上のマーラー 第5番ライヴ、大地の歌、角笛 SACDハイブリッド「Definition Series DIGITAL era」第4弾

テンシュテット

テンシュテット、ロンドン・フィルとの極上のマーラー録音3種を最新復刻旧EMI名盤3タイトル
最新「Definition Series DIGITAL era」第4弾
~交響曲全集には含まれない1988年ライヴの超絶の”第5番”と、病に倒れる直前1982年と84年収録の”大地の歌”、隠れた名盤”角笛”の名盤3作を最新でマスタリング!各曲の音質にも拘りました


1.マーラー:交響曲第5番/ロンドン・フィル<1988年ライヴ録音>
2.マーラー:大地の歌/バルツァ(A)、ケーニヒ(T)、ロンドン・フィル<1982,84年録音>
3.マーラー:子供の不思議な角笛/ポップ(S)、ヴァイクル(Br)、ロンドン・フィル<1985,86年録音>

旧EMI音源ステレオ録音 SACDハイブリッド盤
各税込3,190円 世界初SACD化
今回の発売のために、最上位の基マスターに当たる本国のデジタルマスターから新規でSACD化
SACD層、CD層別々にマスタリング。世界初SACD化、歌詞対訳付(2,3)
マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
ジュエルケース仕様、鈴木敦史氏、増田良介氏、國土潤一氏による各新規解説付
オリジナル・ジャケット・デザイン使用
(上記、販売時の商品には帯が付きます)
2024年11月8日(金)リリース予定
企画・販売:TOWERRECORDS
制作・発売:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
企画・協力:東京電化株式会社

株式会社ワーナーミュージック・ジャパンと東京電化株式会社のご協力による、アナログ録音のSACD化企画「Definition Series(ディフィニション・シリーズ)」に続き、EMIの初期デジタル録音に焦点を当てた新企画「Definition Series DIGITAL era」を2024年5月に立ち上げました。この企画は1980年代初期から約20年分にあたるデジタル録音期のSACD化を行う企画で、これまで複数の別レーベルと同じ内容で始めていましたが、様々な検証を得て、いよいよ名盤の宝庫であるEMI音源他にも取り組んでいます。第1弾は人気のテンシュテットとベルリン・フィルとのEMI音源3タイトルを発売し、7月発売の第2弾ではテンシュテットのマーラー・ライヴ2作、第3弾ではデジタル録音初期からも名盤を多く輩出しているムーティの’80年代の録音3点を、そして最新第4弾では再びテンシュテットの入魂のマーラー3作を発売します。入念なマスタリングを経て完成したこれらのSACDハイブリッド盤は注目です。尚、経緯等含め後述の「今回の制作に関しまして」の一文も参照ください。今回も最新で音楽的見地を持ってマスタリングを行いました。各アルバムを比較の上、音質をご確認ください。
本国のオリジナルマスターを使用した最新のマスタリング含め、パッケージとしての作りに拘りました。現在における最高音質を目指して、今回もクラシックの盤歴を輝かしく飾る、まさに名盤中の名盤を復刻します。

<今回の制作に関しまして>
これまでタワーレコードによる当Definition SeriesのSACD企画は、アナログ録音で収録された本国のアナログ・マスターテープを使用して最新でハイレゾ化を行ったマスターを元に復刻を行ってきました。例え過去にSACD化されたことがある音源でも、マスタリング含む工程を最新で行うことにより、従来を超える音質や鮮度を獲得してきたことはご存知の通りです。
しかしながら、1970年代後半から徐々にスタンダードとなったデジタル録音時期、特に巨匠と呼ばれた指揮者や演奏者がまだ多く存在していた最盛期にも多くの名盤が存在します。特に晩年の最高のパフォーマンス時期に収録された盤が、ちょうどデジタル録音の最初期に当たっていたというケースは多く、過渡期のデジタル録音の音質を残念に思うケースも多いのではないでしょうか。録音史的には最盛期とも言えるこの時期の録音スペックは、現在では物足りない(捉えきれていない)のではという指摘があることは確かです。その時期の音源を再生するにはCDスペックが相応しい、もしくは十分であると考える方も少なくありません。
一方、ハイスペックで聴くことができないその"失われた時代"の音質を何とかして向上できないか、という試みもこれまでマスタリングや物理的なCDプレス過程等では多く行われてきました。しかし、元々収録されたスペックや録音状態からアナログ音源を最新で復刻した時と比較すると、アナログ録音の最新復刻のような劇的な改善とまでは至らなかったとも言えます。
そのような中、他社レーベルで“画期的なハイレゾ・アップコンバート技術"の実用化を行っていたことがわかりました。CDへの応用はほぼない状況でしたが、2020年から一部試験的にタワーレコード企画盤で実装化を行い、本格的に2022年からデジタル音源のSACDハイブリッド化企画をスタートするに至りました。その後別のレーベルでの音源でも同企画をスタートさせ市場での好意的な反応も得ることができました。そして旧EMI音源でもさらなる検証とテストを行った結果、元の録音状態にもちろん左右されるものの、概ねハイレゾに耐えうる可能性があることも確認し、このDefinition Seriesでも本国のマスター音源を使用してデジタル録音の高音質化を行い最新のマスタリングを施した上で、満を持してSACDハイブリッド化企画を開始することにしました。
今回のデジタル初期音源復刻では、個々の音質差以上に音場間の向上や音離れが良くなり、解像度も高まりました。また、程度の差こそあれステージが従来より近く感じられ緊密感も増しています。SACD層に限らずCD層でも最新マスタリングを反映させていますので、その効果を確認できると思います。音質差は元の録音状態によることや、最も成功したアナログ録音の最新復刻時のような劇的な変化とまでは言えないものの、従来の復刻に勝るとも劣らない音質を獲得できることを確信し、本格的に企画を進行して行くことにした次第です。レコード史的にもひとつの最盛期にあたる1980年代初期から約20年間分のデジタル録音期にスポットを当てたSACD化新規企画として、新シリーズ名は「Definition Series DIGITAL era」としました。
これにより初期デジタル録音をより良い音でお届けできることになったと思います。"失われた時代"の名盤を失われた音楽に決してさせない、むしろ音楽的に恵まれた時代の音源を積極的に復刻するひとつの重要な方法として今後も様々なチャレンジを図りつつ、豊かな時代の素晴らしい音源をリスナーの元へお届けして行く所存です。
北村 晋(Tower Records Japan Inc.)
~「ディフィニション」とは、解像度や鮮明さ、を表す単語。一般的には「ハイディフィニション」の略称で、主にテレビ画面などにおける表示が、高精細・高解像度であることにも用いられますが、音源におきましても、ハイレゾ化が進んだ現代の音楽環境から求められる要望に応えるべく、タワーレコードがこれまで発売してまいりましたオリジナル企画盤の延長として、新たに定義したシリーズです。
*下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。

テンシュテット

マーラー:交響曲第5番(1988年ライヴ<2024年マスタリング>(SACDハイブリッド)
クラウス・テンシュテット、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

[TDSA-10015(1SACDハイブリッド)3,190円(税込)]


EMIへのセッション録音から約10年後の充実したライヴを世界初SACD化!堅固な構成の中にも即興性が光る、より深化した5番を最新復刻。デジタル録音のSACD化企画第4弾!新規解説付
ライヴのテンシュテットの本領が最大限発揮された、まさに至高の演奏!来日直後の1988年12月、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのこの演奏は、冒頭から最後まで渾身の指揮で応えるテンシュテットならではの力が漲った、稀に見るライヴです。晩年に、より深化した彼の演奏を象徴するかのような濃密な"第5"。今回の復刻では、SACD化によってより熱気を帯び、当時の雰囲気をも彷彿させるほどになりました。今回の発売のために、本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行っています。SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。

※世界初SACD化
※SACDハイブリッド盤
※ジュエルケース仕様
※2024年最新マスタリング音源使用(本国のデジタルマスターから新規でSACD化。SACD層、CD層別々にマスタリング)
※マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:鈴木淳史氏(新規解説)、解説書合計8ページ


【収録曲】
1.グスタフ・マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
【演奏】
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)
【録音】
13 December 1988,Royal Festival Hall,London[Liverecording]
【Original Recordings】
Producer:John Willan、Balance Engineer:Graham Haines

テンシュテット

マーラー:交響曲「大地の歌<2024年マスタリング>(SACDハイブリッド)
アグネス・バルツァ、クラウス・ケーニヒ、クラウス・テンシュテット、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

[TDSA-10016(1SACDハイブリッド)3,190円(税込)]


スケールの大きい、考え抜かれた珠玉の"大地の歌"。セッション録音ながらも力の入った、まさに渾身の演奏!その表現力の凄さと、迫り来る演奏を最新の世界初SACD化で再現!デジタル録音のSACD化企画第4弾!新規解説、歌詞対訳付
テンシュテットが病に倒れる直前である1982年と84年に収録された珠玉の"大地の歌"!バルツァとケーニヒといった、当代随一のオペラ歌手を起用したこの演奏は、1曲目の遅いテンポ設定からテンシュテット節全開であり、各曲の重厚な表現もまた、一層心に響きます。なかでもテンシュッテットによる力のこもったコントロールは見事であり、今回のSACD化により、あらためて名演度の高い演奏であることが良くわかる出来です。今回の発売のために、本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行いました。SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説、歌詞対訳付。

※世界初SACD化、歌詞対訳付
※SACDハイブリッド盤
※ジュエルケース仕様
※2024年最新マスタリング音源使用(本国のデジタルマスターから新規でSACD化。SACD層、CD層別々にマスタリング)
※マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:増田良介氏(新規解説)、解説書合計16ページ

【収録曲】
1.グスタフ・マーラー:交響曲「大地の歌」
【演奏】
アグネス・バルツァ(アルト)、クラウス・ケーニヒ(テノール)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)
【録音】
December 1982&August 1984,No.1 Studio,Abbey Road,London
【Original Recordings】
Producer:John Willan、Balance Engineer:Michael Sheady
【原盤レーベル】Warner Classics(旧EMI)

バルツァとケーニヒ

テンシュテット

マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」<2024年マスタリング>(SACDハイブリッド)
ルチア・ポップ、ベルント・ヴァイクル、クラウス・テンシュテット、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

[TDSA-10017(1SACDハイブリッド)3,190円(税込)]


ポップとヴァイクルという当時最高峰の歌手を得て成し遂げた名演を世界初SACD化!テンシュテットの手綱により、緻密ながらも奥深いマーラーの世界を描いた、屈指の名演のひとつ!デジタル録音のSACD化企画第4弾!新規解説、歌詞対訳付
ポップとヴァイクルを起用した隠れた名盤!当時人気の二人を起用して1985年と翌年に収録された当盤は、テンシュテットの金字塔である一連のマーラーの録音の中では比較的地味な印象があるかも知れませんが、内容的には従来の"角笛"の概念をより多層的に描いた演奏として、今でこそ評価されるべき遺産です。自主的で自在な歌い手に対してテンシュテットが導くマーラー観はより深く、内容的にも納得させられる名演!今回の発売のために、本国のデジタルマスターから新規でSACD化を行いました。SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説、歌詞対訳付。

※SACDハイブリッド盤
※ジュエルケース仕様
※2024年最新マスタリング音源使用(本国のデジタルマスターから新規でSACD化。SACD層、CD層別々にマスタリング)
※マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:國土潤一氏(新規解説)、解説書合計28ページ


【収録曲】
1.グスタフ・マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」
【演奏】
ルチア・ポップ(ソプラノ)、ベルント・ヴァイクル(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウス・テンシュテット(指揮)
【録音】
6-7 February 1985&29-30 March 1986,No.1 Studio,Abbey Road,London
【Original Recordings】
Producer:John Fraser、Balance Engineers:Christopher Parker,Michael Sheady
【原盤レーベル】Warner Classics(旧EMI)

ポップとヴァイクル