マウリツィオ・ポリーニ ショパン: 練習曲集 Op.10 & 25 SACDハイブリッド/LPレコード2枚組
1960年にポリーニが録音した『ショパン:練習曲集』が、旧EMIから引き継がれたワーナーより最新リマスターされ、SACDハイブリッド盤とLPレコード2枚組にて正式リリース
輸入盤SACDハイブリッド
輸入盤LPレコード 2枚組
SACDハイブリッド盤は日本語解説書・帯付き。日本語解説書には、ピアニストであり音楽研究家のメリッサ・コン氏によるこの録音と演奏についての日本語訳と、西村裕氏によるこのSACDの音質などの書下ろし解説を掲載。
1960年、ワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールで優勝した数か月後、マウリツィオ・ポリーニはEMIと専属契約を結び、ポーランドの作曲家に捧げた2枚のアルバムを録音しました。1枚目はクレツキ指揮とのショパンのピアノ協奏曲第1番で、発売と同時に好評を博しましたが、2枚目の練習曲集は不確かな運命に直面しました。ポリーニはポストプロダクションの段階で承認を撤回し、理由を一切語りませんでした。この録音は何十年もの間、日の目を見ることはないかと思われましたが、2011年にポリーニの承認を得て、テスタメントからリリースされました。今回の旧EMIから引き継いだワーナーより発売する新しいSACDエディションは、SACDや空間オーディオのマスタリングとして有名なパリにあるCircé Studio にて、オリジナル・マスターテープから192kHz/24-bitリマスタリング、そしてSACD層はDSDマスタリングされリリースされます。その音はまさにテスタメント盤とは全く違った新録音とも思わせるダイナミックなタッチと弦の余韻まで聞こえるほどの仕上がり。ポリーニの卓越した技術力を際立たせるだけでなく、18歳のピアニストとしての感動的な感性も伝えています。
SACDハイブリッド盤はデジパック仕様。
アナログLPレコード盤としてのリリースでは、余裕をもったカッティングを持たせるために、2枚組(4面)の180g仕様となっております。
(ワーナーミュージック)
【収録曲】
ショパン:練習曲集 Op.10 & 25
【演奏】
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
【録音】
5-7, 9 & 11-16.IX.1960, No. 1 Studio, Abbey Road, London
【リマスタリング】
192kHz/24-Bit from original tapes by Circé Studio, 2025
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック) クラシックLP アナログレコード
掲載: 2024年12月06日 12:00