ココバット(3)
過去を見つめ直し、これからに向けて……
さて、10周年ってところでは、2001年10月に元メンバーのバンド、PULLING TEETH、DESSERETとツアーを敢行。最終公演のアンコールではオリジナル・メンバーでの演奏もおこなわれた。
「おもしろかったですよ。いまのファンは10年前のラインナップを見たことがないですよね。でも、〈やるぞ!〉って大袈裟になるのも嫌だし。だから最後にスーッとやってビックリしてくれれば……それだけで。たまたま、いっしょにやろうかって感じで、あんまり気張ってないですね」。
あくまでもマイペースで前進を続けるCOCOBAT。最後にあらためて、これまでのキャリアを振り返ってもらおう。
「こういううるさいバンドをずっとやってるのって、これまでにないパターンだし、それはそれで良いのかな。音もスタジオでジャムりながら、4人で均等に作るんですよね。これからも、音楽のことだけ必死に考えてやっていくと思います」。
- 前の記事: ココバット(2)
- 次の記事: いまや敵なし!! COCOBATが打ち出す和製ヘヴィーネス・サウンド