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インタビュー

Crystal Kayに集う新旧の才能たちをおさらい

 Crystal Kayに関わるクリエイター/アーティストで印象深い一人がmichico。シングル“Ex-Boyfriend”をはじめセカンド・アルバム『637~always and forever』での数曲で、知る人ぞ知る存在であった彼女の評判が広がったとも思われる。作詞、作曲(T.Kuraと共同クレジット)、コーラス・アレンジなどで見せるUS仕込みのR&Bサウンドをスリリングに翻案する手腕は、新作においても確実にネクスト・レヴェルを体現。

 HARLEMのコンピにおいてDJ WATARAIのビート・メイクのもとCrystal Kayと共演したのは、SHAKKAZOMBIEのBIG-O。その“Feel The Same?”は『almost seventeen』にも収録。

 続いてm-flo。『637~always and forever』収録の“Ex-Boyfriend”ではVERBALを、『almost seventeen』収録の“hard to say”ではクリエイターとして☆タカハシタクを招いている。その“hard to say”でフレッシュに暴れ回るのが、Def Jam Japanからのネクスト・アクト、SPHERE of INFLUENCE。

 意外なところでは田島貴男(オリジナル・ラヴ)。彼のプロデュースのもと『637~always and forever』に収録された“CURIOUS”は、10代の感性を通じて70年代ソウルへの愛情を表出させたような出来で、現在と過去を繋ぐ媒介としてCrystal Kayの希有な存在感を伝えています。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2002年10月31日 17:00

更新: 2003年02月13日 12:13

ソース: 『bounce』 237号(2002/10/25)

文/内田 暁男

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