インタビュー

『……しびれ』『……めまい』ということで、みなさんに(一部補足付きで)答えていただきました!

※はbounce編集部による補足

ゆらゆら帝国が選ぶ しびれ ……な一枚
坂本慎太郎(ヴォーカル、ギター)

THE VELVET UNDERGROUND
『White Light/White Heat』Verve(1968)

めちゃくちゃ定番ですけど、〈しびれ〉といえばこれです。なんか、普通のレコードの倍ぐらい電圧高そう……というか、漏電しまくってる感じがしびれます。

亀川千代(ベース)

SUICIDE
『Suicide』 Red Star(1977)

……………………………。
※NYパンク・シーンから生まれた突然変異。ループするリズム・ボックスにかぶさる獣のようなシャウト。そのシャーマニックなエレクトロ・サウンドは、破壊力バツグン!!

柴田一郎(ドラムス)

T-REX
『Electric Warrior』 Warner Bros.(1971)

あーでんき。
※当時のムーヴメント〈グラム・ロック〉の象徴盤。その、気持ち良く歪んだギター・サウンドを耳にして、〈ギターは電気で鳴る〉ということを、ものすご~く実感できます。

ゆらゆら帝国が選ぶ めまい ……な一枚
坂本慎太郎(ヴォーカル、ギター)

CLAUDINE LONGET
『We're Only Just Begun』 Phantom(1971)

“(They Long To Be)Close To You”の間奏とタイトル曲のエンディングを聴いて、自分の人生の名場面を見てる感じになるのは僕だけでしょうか?

亀川千代(ベース)

THE MILLENNIUM
『Begin』 ソニー(1968)

……………………………。
※合衆国も認めた、ソフト・サイケな名盤。音に導かれて辿り着く世界は、目も眩むような目映い光を放って。この、軽いアシッド(めまい)感は病みつきになること然りで。

柴田一郎(ドラムス)

TELEVISION
『The Blow-up』 Roir

よかったので。
※NYパンクを代表する伝説のバンド、その貴重なライヴ・トラック集。トム・ヴァーレインの官能的なギターが若気の至りで暴発、荒くれたノイズの渦にめまい必至な悶絶盤。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年03月06日 12:00

更新: 2003年03月27日 15:54

ソース: 『bounce』 240号(2003/2/25)

文/bounce編集部

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