インタビュー

どこから聴いてもイケる3枚

『Ginuwine... The Bachelor』 Epic(1996) 〈僕のわんぱくポニー〉という名邦題が付けられた“Pony”からプリンス〈ビートに抱かれて〉のカヴァーまで、実に簡素で硬質!! 当時〈チキチキ〉と揶揄されてたのがウソのようにカッコイイ音、そして歌。

『100% Ginuwine』 Epic(1999) 自信たっぷりなジャケそのままの、Gエキス濃縮100%作品。シングルが次々ヒットし、ティンバランドも最高に野心的な仕事ぶり。マイケル・ジャクソンの名曲〈あの娘が消えた〉のカヴァーは初々しいけど。

『The Life』 Epic(2001) 制作のバックグラウンドを知るとタイトルの意味も重いが、内容はオーセンティックでスマートなヴォーカル作品集。悟りを開いたかのような“Superhuman”には賛否両論。ラファエル・サディークの参加が目を惹く。

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掲載: 2003年05月01日 13:00

更新: 2003年05月01日 18:48

ソース: 『bounce』 242号(2003/4/25)

文/出嶌 孝次