インタビュー

まだまだ全貌が見えないソー・ソリッド……35人の精鋭とその関連作を一部紹介するぞ!!

 メガマンいわくSSCのメンバーは「スウィートでプリティーなヤツ、ノーマルでカジュアルなヤツ、筋金入りのハードなヤツ」という3種類に大別できるらしく、『2nd Verse』ではフェイスやスキャットD、ダン・ダ・マン、スウィスら〈ハード〉系が中心になっている。逆にロミオやリサ・マフィア、ケイシュらポップな〈顔役〉たちはほとんど参加しておらず、それは人材の豊富さの証明であり、作風に応じて核を替えていく方法論の結果でもある。というわけで今回はヒマだった〈スウィートでプリティー〉系の代表格にMCのハーヴィーがいる。すでに“Get Up And Move”でソロ・デビュー済みの彼は、TVショウの司会をしたり、ミスティークのアリーシャと交際している色男だ。そのミスティークの“They'll Never Know”はシンスが手掛け、ハーヴィーとアッシャーDが客演したSSC印の曲。そのアッシャーDはオークンフォルドやジャメリアに客演するなど、もっとも外部人気の高い〈ハード〉なMCである(彼もソロ・デビュー済み)。他に客演で目立つのはクリスティーナ・ミリアンやシュガーベイブスの楽曲に参加したロミオあたりか。トラック制作面でも、ビーニ・マンのプロデュースを手掛けたACバレル、モーガン、オキサイドら人材は豊富。タイムズ4のようなポップR&Bから、意外なところではプレイグループもリミックスしている……ということで35人も紹介できるかよ!!

▼SSCメンバーの関連/参加作品を一部紹介。


ハーヴィー“Get Up And Move”(Go Beat)


シュガーベイブス“Shape”(Island)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年12月11日 12:00

更新: 2004年01月29日 18:42

ソース: 『bounce』 249号(2003/11/25)

文/狛犬