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インタビュー

ミリアンはいろいろ経験済み!!

CHRISTINA MILIAN 『Christina Milian』 Def Soul/Def Jam(2002) ブラッドシャイによるスマッシュ・ヒット“AM To PM”“When You Look At Me”のイメージが鮮烈な作品ですが、印象的なのは直後にアシャンティをブレイクさせるアーヴ・ゴッティ作の艶やかな2曲。特にジャ・ルール参加の“Get Away”は最高です。声の濡れ具合はモンテル・ジョーダン作のスロウ“It Hurts When”に、瑞々しさはマーク・ヒル製の2ステップ曲に顕著。制作陣の幅をそのまま歌唱のヴァラエティーに置き換えたカンの良さも見事。

JA RULE 『Rule 3:36』 Murder Inc./Def Jam(2000) ミリアンのシンガーとしての初舞台はいきなりの檜舞台とでもいうか……ジャ・ルールのNo.1ヒット“Between Me And You”です。それ以降アシャンティなどキュートな女性シンガーとの絡みで一躍ブレイクを果たしていくジャにとってのエポックとなった曲でもあります。

バグズ・ライフ ブエナ・ビスタ(1998) 大ヒット作品「モンスターズ・インク」や「ファインディング・ニモ」でお馴染み、ディズニー/ピクサーの98年公開作にミリアンは声優として出演していました。その後、女優として「ソウル・メイト」や「アメリカン・パイ」にも出演。今年は出演作が続々公開予定です!!

JENNIFER LOPEZ 『J.Lo』 Epic(2001) 後にミリアンとも深く関わる北欧の俊英チーム=バッグ&アンサーが手掛け、シングル・ヒットにもなった“Play”の共同ソングライティングを手掛けたのはミリアンちゃん。バックグラウンド・ヴォーカルも担当してまして、サビのところで声が聴こえる??


PYT 『Down With Me』 Epic(2001) このアルバム1枚っきりで消息を聞かなくなった女の子4人組。ドクター・ドレー“The Next Episode”と同ネタで話題になった“Same Ol' Same Ol'(Remix)”ではミリアンがリリックを書いてます。あまり知られてないし重要でもないですが、いいアルバムよ。

ROMEO 『Solid Love』 Relentless/Labels(2002) ソー・ソリッド・クルーのクール・ガイによる飛び道具、メアリーJ・ブライジ“Real Love”をネタ使いした“It's All Gravy”にミリアンが登場。実はミリアンのUKシングルにロミオが参加したことへのお返しなのですが……息の合ったカラミがよろしい。

S-WORD 『ONE PIECE』 Def Jam Japan(2002) 今作収録の“THE ANSWER”にミリアンが参加。チグハグになりがちなこの種の共演ですが、これは何かあった?てなぐらいイイ感じ。S-WORDは“Dip It Low”のリミックスにもお返し参戦してます。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年04月01日 17:00

更新: 2004年04月08日 18:13

ソース: 『bounce』 252号(2004/3/25)

文/出嶌 孝次