クリスティーナ・ミリアンとブランコの関係をアイドル最低会議が斬る!?
みちる「おや、ヒロじゃないか。帰国したんなら電話ぐらいしてくれよな」
ヒロ「ワタシは忙しいのよ! 今回だってオーディション・アイドルの最終選考で一時帰国しただけなんだから」
みちる「しかし、ちょっと見ない間にオトナになったもんだな!!」
ヒロ「そう? まあワタシにも歳相応のアレコレが……」
みちる「はあ? ヒロのことじゃなくてクリミリの話だぞ!!」
ヒロ「何でも略すのヤメなさいよ、中年っぽいから!」
みちる「(無視)まず、このジャケがいいんだよね~」
ヒロ「いやらしいわね。こんな座り方させたのはどこのダレよ。こういうふうに背中の反ってる女の子が好きなんでしょ? 確かに女の目から見ても可愛いけどね。ところで前作以降のミリアンは何をしてたの?」
みちる「アメリカではMTVの素人コンテスト番組〈Wannabe〉の司会をやってたんだよね。アレを観た時はショックだった……普通に司会のお姉さんみたいでさ」
ヒロ「そういう苦労人なところは認めるけど、セレブ入りへの道はまだ険しそうね。最近のポップスって、顔っていうかキャラがハッキリしてる人の勝ちだと思うのよ。そういう意味では、今回のミリアンって、どうなのかしら。中ジャケの写真とか、カイリーっぽくない?」
みちる「確かに! あとはジェニファー・ロペスだね。ちょっとエキゾチックなまなざしが……」
ヒロ「でもワタシは、ここまで露出のインフレ状態が続くと心配!! ホリー・ヴァランスとかセックスボムみたいなスキャンダル系にとっては危機的状況じゃない!!」
みちる「まあジャネットも焦ってオッパイを出しちゃう時代だからね。ただ、ミリアンには歌があるわけだから心配は無用だぞ。今回は歌詞もセクシーな感じだし。オジさんお気に入りの“Highway”では男をクルマに見立てて、〈あなたの×××を操作するのはアタシ〉って歌ってるぞ。“Dip It Low”のプロモ・クリップもヤバいんだよね……」
ヒロ「ワタシ的には“Down For You”がちょうどいい感じで良かったんだけど。“I Can Be That Woman”もおもしろかったわ。ヴォーカルもうまくまとまってるわよね」
みちる「適応力の強さは苦労人ならではだね」
ヒロ「内容的にも凄くまんべんないし、日米英の3か国でウケそうね」
みちる「アメリカではその前に女優として認知されそうだよ。ニック・キャノンと共演した〈Love Don't Cost A Thing〉もヒットらしいし」
ヒロ「どうかしら? ブリトニーの例もあるじゃない?」
みちる「I'm not a girl♪ ミリアンは大丈夫だよ」
ヒロ「だけど、ミリアンはヘンなゴシップがつかないとダメ! 泥まみれじゃなきゃセレブじゃないわ!!」
みちる「あとはライヴァルも必要だね。便・溢レックと恋に落ちるとか、ヘンテコな話題も作っていってもらいたいね」
ヒロ「(無視)この娘、まだまだ未知数よ。楽しみね……あっ、P59のオーディションに遅れちゃう!」
▼ジャケは登場順に
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2004年04月01日 17:00
更新: 2004年04月08日 18:13
ソース: 『bounce』 252号(2004/3/25)
文/犬笛 ヒロ×情 みちる