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インタビュー

彼らのこれまでの歩みを……勝手に聴きやがれ!

『WILD ROOM』 UKプロジェクト(2001) 記念すべきファースト・アルバム。〈古いジャズが持つ不良性をロックのフィルターをとおして表現する〉というコンセプトのもと、モノクロームなロード・ムーヴィー的〈勝手ワールド〉が早くも確立された名盤。

『SWINISH TOWN』 UKプロジェクト(2002) セカンド・アルバム。ルーディーな荒々しさだけでなく、モード・ジャズやマイルス・デイヴィスなどのカヴァーも挑戦的な意欲作。〈ギターレス・バンドがギタリストを招くと?〉といった命題への答えも素晴らしい。

『デカダンス・ピエロ』 UKプロジェクト(2003) 彼らの代表作たる傑作サード・アルバム。危険な香りとロマンティックなムードが醸し出す〈男の色気〉がたまらない。全曲オーヴァー・ダビングなし。より削ぎ落とされた形で緊張感と臨場感にこだわった名盤。

『COMEDY』 UKプロジェクト(2003)〈フジロック〉出演の大反響を経てリリースされた4曲入りシングル。より生々しく、即興性の高いスリリングな仕上がりとなった表題曲は、ライヴ・バンドとしての彼らの〈凄み〉が堪能できるキラー・チューンだ。

『VARIOUS ARTISTS 7 O'CLOCK JUMP』 UKプロジェクト(2000) 自主企画イヴェント〈7 O'CLOCK JU-MP〉の成功を受けて発表された同名コンピには、彼らのほかに現在も第一線で日本のネオ・スウィング・シーンを牽引するBLO-ODEST SAXOPONE、HOT SAXYも参加。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年05月27日 12:00

更新: 2004年06月10日 19:17

ソース: 『bounce』 254号(2004/5/25)

文/斉藤 浩一