インタビュー

向井教授に〈フジロック〉のオーディエンスが問う!!

Q:曲や歌詞のアイデアはどこから得ているのですか? *福岡県・内藤有一郎
「これは完全に日常生活ですね。あと自分がこう……今まで生きてきたモノのなかで成り立ってますね。そういうものだと思いますね」

Q:誰かをプロデュースしてみる気はありますか? *大阪府・谷岡崇志
「あんまり器用ではないですから、自分のことじゃないとやっぱ、変に気を使ってしまいそうですね……相手とか、そのプロジェクトに対して。今はこっちから○○をプロデュースしたいって気持ちはないですね。〈好きにやってください〉って言われれば、やれなくもない。けど今は、人のことを気にかける余裕はないですね」

Q:ピクシーズ、ルー・リードの他に観たものは? *静岡県・ひとみん
「1日目はこの濃い2組を観ましたけれど、2日目にわたくしが弾き語りを演りましたステージでですね、カーキ・キングという女性のギタリストが出てまして。ギターで弾き語りなんですが、癒し系の優しい歌を……というものではなく、もっとね、オルタナティヴなギタリスト。ジョン・フェイヒーとかの感じに近いというか、すごく鋭いモノがある。当然アコギの優しい音色もあるんですけど、そこにロックなモノもあるというか。拍手喝采が起こってました。あと、最終日はスティーヴィー・サラスを観ましたよ。ベースのヤツが〈ザ・黒人〉って感じで凄かった。やっぱりベースが大事ですから、こういう、グルーヴを叩き出す音楽では。身体全体から黒い音を出してる感じがするんですね。そうとう頑張らんと、そっちにはいけんなって思ったんですよね。マッチョにならないけん、とかじゃないんですけど、そういう、身体全体から叩き出す音をまさに感じましたけどね」(談)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年08月26日 16:00

更新: 2004年09月09日 17:40

ソース: 『bounce』 257号(2004/8/25)

文/bounce編集部

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