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インタビュー

TONY YAYO

栄華を極めた仲間たちが至福の時を過ごすなか、男は雌伏の時を耐え忍んできた。彼の名はトニー・イエイヨー。Gユニットのオリジナル・メンバーにして魅惑的なドラマ・セッターがいよいよその全貌を現す。役者は揃った!!


 ロイド・バンクスは「奴はとにかくエネルギッシュなんだ」と、オリヴィアも「彼のエナジーはフレッシュでロウなの」と口を揃える。そして50セントは、下積み時代から共に支え合ってきた絆の深さもあって思い入れも特別だ。「奴はいつだって俺をバックアップしてくれてた。あいつほどエネルギッシュにステージを盛り上げるMCはいないよ。マジで最高さ。他の誰にもできないことをやってのけるんだ。あいつに代わる男はいない。あいつの存在はプライスレスさ。スキルを盗もうとして何度もテープを聴いたりするけど、絶対に真似できないんだ。奴のパフォーマンスは奴自身にしかできないのさ」――銃刀法違反に伴う懲役刑の影響もあって唯一ソロ・デビューが遅れていたGユニットの〈Best Kept Secret〉=トニー・イエイヨーが、アルバム『Thoughts Of A Predicate Felon』を引っ提げてついに本格始動する。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年09月15日 14:00

更新: 2005年09月29日 19:45

ソース: 『bounce』 268号(2005/8/25)

文/高橋 芳朗

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