インタビュー

マションダ、女の履歴書

JAY-Z 『Vol. 3... Life And Times Of S. Carter』 Roc-A-Fella/Def Jam(1999)

 サントラ『Blue Streak』が初出の隠しトラック“Girl's Best Friend”のフックに助演。ビートと同機してキュートに弾むフロウが印象的な初期仕事だ。

JADAKISS 『Kiss Tha Game Goodbye』 Ruff Ryders/Interscope(2001)

 ネイト・ドッグ&ウォーレンG“Regulate”のリメイク“Kiss Is Spittin'”にてネイト本人との掛け合いコーラスを担当。リラクシンなビートはスウィズ製。

EVE 『Eve-olution』 Ruff Ryders/Interscope(2002)

 イヴとの絡みでは“Gotta Man”が有名だが、今作収録の“Party In The Rain”はスウィズ復調をも印象づけた超名曲。電子ラテン・トラック上で艶やかな歌唱が全開に!

SWIZZ BEATZ 『G.H.E.T.T.O. Stories』 Full Surface/Dreamworks(2002)

 旦那の初リーダー作に2曲参加。LLクールJをフィーチャーした初(?)メイン曲“Ghetto Love”の幻想的な美しさは絶品。シャインとの“Shyne”もいい。

CASSIDY 『Split Personality』 Full Surface/J(2004)

 ラテン風味のギター・ループが心地良いスウィズ製の“Get No Better”でスムースなフックと情熱的なソロ・パートを披露。キャシディとの絡みでは近作も必聴。

FAT JOE 『All Or Nothing』 Terror Squad/Atlantic(2005)

 マーヴィン・ゲイ“Ain't No Mountain High Enough”を早回ししたスウィズ製の技アリ曲“Listen Baby”にて、キャッチーすぎるフックを可憐に熱唱!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年11月10日 16:00

更新: 2005年11月10日 18:47

ソース: 『bounce』 270号(2005/10/25)

文/出嶌 孝次