恋も仕事も両立するマションダ&スウィズ・ビーツ!! 他のカップルはどんな感じなんでしょう!?
プライヴェートでの充実したリレーションシップが、音楽面での共同作業にも好影響をもたらしているマションダとスウィズ・ビーツ。そんな2人のように、他にもどちらかの作品で今までに共同制作や共演を果たしている、恋と仕事を両立させているカップルに目を向けてみると……〈俺たちもホイットニーとボビーみたいに暮らせたかもね〉なんてジョン・レジェンドの歌詞にまで登場しちゃうほどビッグなホイットニー・ヒューストンとボビー・ブラウンをはじめ、結婚秒読み?のビヨンセとジェイ・Z、デュエット作を作るついでに(失礼)子供まで作っちゃったシャンテ・ムーアとケニー・ラティモアなどなど、ラヴラヴ組は多数。マションダのアルバムに参加しているナズも、いまはケリスと超仲良しの新婚さんだ。ヤング・ジェネレーションに目を向けてみると、いまいちばんホットなカップルはシアラとバウ・ワウか。どこかの雑誌で「俺のカノジョはダンスがウマいからさ」とさりげなくノロけているのを見かけたことがありますが、あれだけの身長差(失礼)も問題ないぐらいラヴラヴなんでしょうね。そういえばアッシャーとアリシア・キーズも“My Boo”をデュエットした頃に付き合ってた、なんて話もありましたが、あれは噂だったのか?
一方、キャンディとシェイクスピアのように、破局と共に音楽面でも失速してしまった例も。恋愛面ではともかく、音楽的相性で言えばベター・ハーフだった、ってこと? また、エリカ・バドゥとコモンも破局組ですが、傷心のコモンが故郷に帰って作り上げた(……のかどうかは知らないが)最新作『Be』の傑作ぶりを聴くに、こちらは別れて正解だったようです。アンジー・ストーンとディアンジェロもいまはクールな関係みたいだけど、なかなか新作を出してくれないD君のお尻をもう一度アンジー姐さんに叩いてもらいたい、っていうのがファン心理だったりして。他にもTLCのチリとダラス・オースティン(破局)、同じくTLCのT・ボズとマック10(離婚)、ジョイとグッディ・モブのビッグ・ギップ(円満)、ちょっと古いところだと故ノトーリアスBIGとフェイス・エヴァンス(離婚)やジェニファー・ロペスとP・ディディ(破局)などなど……挙げ出したらキリがないほど、そんなアーバン・カップルは意外と多い。さらにはジャネットとジャーメイン・デュプリの最高収入(?)カップルの今後の行方も気になるところですが……なにはともあれ、良い作品が生まれる裏には時に色々な恋愛模様があるようで。意図してるかどうかは別として、そういった面もエンターテイメントになっちゃってるからおもしろいわけです。
▼ジャケは登場順に
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2005年11月10日 16:00
更新: 2005年11月10日 18:47
ソース: 『bounce』 270号(2005/10/25)
文/佐藤 ともえ