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インタビュー

チッチキチーキン・リップスの足取りを検証

CHICKEN LIPS Echoman Kingsize(2000)
ライヴ感とエレクトロニクスを融合してユニークに仕立てた音が、著名DJたちの間で話題になっていたところへ投下されたファースト・アルバム。この時点でロック、ハウス、ブレイクスの境界線を軽々と越えちゃってます! 流行先取り!


CHICKEN LIPS Extended Play Kingsize(2002)
前作の路線を継承しつつ、ディスコとダブのエッセンスをより鮮明に打ち出したセカンド・アルバム。レイヴ・カルチャーを極めた人たちだけに、強力なグルーヴが渦巻く本作の音はアンダーグラウンド・シーンを掌握、信奉者を急激に増やしていきました。

DJ-Kicks : Chicken Lips !K7(2003)
ミックスCD文化の定着に一役買った名物シリーズにも当然のように登場。しかも、このミックスのためにオリジナル曲も制作するなど気合十分! 自分たちが影響を受けてきたさまざまな年代の音源も上手く溶け込ませ、タイムレスに仕上げたセンスが輝きます。

Chicken Lips - Nite:Life 015 - Body Music NRK(2003)
人気ハウス・レーベル、NRKの看板ミックス・シリーズ〈Nite : Life〉でも本領発揮! お得意の80'sディスコから、エレクトロ、ダブまでをディープにミックス。イジャット・ボーイズ、フリークス、プレイグループなど選曲もバッチリ!

Clicks, Acid 'n' Disco Trust The DJ(2005)
カルト的な人気を高めていった時期にリリースした最新ミックスCD。タイトルそのまんまに、これまでの路線にマイクロ/クリック系までを絡めて暴れ回った、あまりにも格好いい仕事ぶり! アイ・キューブでの始まりからラストの!!!まで痺れっぱなしです! 

Chicken Lips - Re-Echoed, Re-Extended And Re-Hashed Kingsize(2003)
チキン・リップスと、アンディ・ミッチャムのソロ・プロジェクト=サー・ドリューのリミックス集。ブラック・ストロボ、モーリス・フルトンなどクセのある人選はハマリすぎ! CD派の人にはありがたいレア音源も多々。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年03月16日 19:00

更新: 2006年03月16日 20:53

ソース: 『bounce』 273号(2006/2/25)

文/青木正之

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