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インタビュー

チキチキ連結するディスコ・ダブ・ネイション

 ここでは彼らをトリ巻く面々(のごく一部)を覗いてみよう。まずユニットの参謀にして伝道師的役割を担うDJスティーヴ・コーティ(2002年加入)が飼う熊、じゃなくレーベル=ベア・ファンクなどのカタログには、若き北ユーロ・ダンサーのトッド・テリエ、同じく北欧のリンドストロム、NYのブレナン・グリーン、重鎮イジャット・ボーイズ、DJ KENT(セオ・パリッシュのリミックスも)、関西のAltz、OORUTAICHIらが並ぶ。翻ってスティーヴの別プロジェクト=アクワーバはイジャット・ボーイズのディスクファンクションからもリリース歴がある(メンバーのポール・マーフィはDJスパン&ベン・クックによるUS東西レーベル=ロング・ミュージックでも別名義活動)。

 一方、NIGOやキルズ、ジャスティン・ロバートソンまで、一時リミックス注文が殺到したチキン・リップスだが、自身の発注に関しても侮れない。『Making Faces』収録の“Sweet Cow”は、昨夏に先行シングルとして12インチ盤を3種同時リリースし、各ヴァージョンにはリンドストロムのほか、グニョグニョ・シンセも得意な鍵盤野郎ピート・Zなどが参加した。そのトビ音が国境越えする様は、鳥瞰図をご参照あれ!!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年03月16日 19:00

更新: 2006年03月16日 20:53

ソース: 『bounce』 273号(2006/2/25)

文/ウォルター・ペコ

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