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インタビュー

ますます絶好調! クール&ドレーの時代が来てますよ

 本誌では昨年末にもピックアップしているクール&ドレーだが、膨大な仕事量をこなす現在の彼らには何度も紹介するに値するだけのトピックがあるのだ。マイアミを拠点に活動するマルセロ・ヴァレンツァーノ(クール)とアンドレ・ライオン(ドレー)のコンビは2000年代に入るあたりから頭角を現しはじめ、全国区的な振り幅の広さを見せながらプロデュース活動を展開。P・ディディやジャ・ルール、トリック・ダディ、ブジュ・バントン、ジャッキー・O……と多彩な面々との仕事をこなしていき、2005年に入るとその才能はついに大爆発! ゲームの“Hate It Or Love It”(メアリーJ・ブライジがオケをそのまま用いた“MJB Da MVP”も話題に)を皮切りに、トリーナの“Lil Mama”やスリム・サグの“Miss Mory”といったサザン・ラップはもちろん、ティアラ・マリーの“Get Down Tonight”にクリス・ブラウンの“What's My Name”などR&B方面でも手腕を発揮した。その勢いのままカミリオネアやリル・ウェインも手掛け、今年に入ってからもそのフル回転は止まらず、レミー・マーにゴーストフェイス・キラー、そしてジュヴィナイルの哀愁名曲“Rodeo”……と数か月の間に話題曲を連発している。今回の『So Amazin'』は、彼らが初めてほぼ全曲を手掛けたR&B仕事となるのだが、その重責は十分すぎるほど果たされたはずだ。しかし、ドレーは私生活も充実していたのか……。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年04月27日 21:00

ソース: 『bounce』 275号(2006/4/25)

文/出嶌 孝次

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