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インタビュー

それぞれに異なったバックボーンを持つ、錚々たるバンド・メンバーを紹介!

 バンドを構成している4人はそれぞれに異なる経歴の持ち主。音楽におけるグローバリゼーションを標榜するデーモン・アルバーンにとってはこれ以上ないメンバーと言えるかもしれない。そのデーモンは言わずと知れたブラーのリーダーであり、ゴリラズの首謀者。サイモン・トンはそんな近年のデーモンの右腕的なギタリストとして知られているが、実のところはヴァーヴの元メンバーでもあり、元ストーン・ローゼズのジョン・スクワイアらと共にシャイニングなるバンドで活動していたこともある。ポール・シムノンは年々再評価が高まるクラッシュの元メンバー。バンド解散後はハバナ3AMのリーダーとして活動していたが、その後は画家として生活していたという。今回の久々の前線復帰にクラッシュのファンからも注目が高まっている。そして、ナイジェリアはラゴス出身のトニー・アレンはフェラ・クティと共にアフロビートを生みだしたレジェンダリーなドラマー。近年はクラブ・ミュージック的アプローチの作品が続いていたが、デーモンがロンドンのレコード・ショップと共同で始めたレーベルから発表された『Lagos No Shaking』は生のビート全開の一枚となっている。
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カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年03月15日 19:00

ソース: 『bounce』 284号(2007/2/25)

文/岡村 詩野

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