インタビュー

エンターテイナー魂が炸裂した来日公演の模様をレポート!! 10月17日(水)東京・O-EAST


 2度目の来日で、今回初めて日本のオーディエンスの前で行われたライヴは、チケット販売開始が約1週間前だったにもかかわらず、物凄い数のファンが押し寄せていた。そんな熱い期待に応えるかのように、クリスは登場するなり、デビュー作からのヒット曲“Gimme That”や“Run It!”などをダンサー6人を引き連れての激しいダンスと共に歌い、のっけから会場中は大興奮状態。途中、リアーナ“Umbrella”のリミックスである“Cinderella”をファンと大合唱したり、ソウルジャ・ボーイ(スーパーマン!)やUGK、極めつけに“Rock With You”や“Billy Jean”などのマイケル・ジャクソン・メドレーでもお得意のダンスを次々と披露。もちろんバラードでは女性ファンをとろけさせる技も見せ、“Say Goodbye”や本邦初披露となった次のシングル曲“With You”をしっとりと甘く歌う姿は、18歳とは思えないほど大人の男! 最後には“Wall To Wall”と“Kiss Kiss”で一旦はライヴを終了したものの、観客が帰らないもんだから、バウ・ワウとの“Shortie Like Mine”など、特別に4曲もアンコールをやってくれた。ステージ上の彼は眩しいほど輝き、これからの時代を引っ張る究極のエンターテイナーであることを日本でもしっかりと証明してくれた。

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掲載: 2007年12月06日 20:00

ソース: 『bounce』 293号(2007/11/25)

文/Kana Muramatsu

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