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インタビュー

クリスの歩みを駆け足で再確認!

CHRIS BROWN 『Chris Brown』 Jive(2005)
1年以上に渡ってヒット・シングルを量産し続けた驚異的なファースト・アルバム。“Run It!”のようなアップはもちろん、キップリッチのレゲエ・カヴァーも生んだ“Say Goodbye”などのスロウも高評価だった点が大器を窺わせた。

IN THE MIX 『Soundtrack』 Us/J(2005)
追い抜くべき目標のひとり、アッシャーが主演した映画のサントラ。ここでクリスは、アッシャーお抱えのJ・ラックが仕立てたネプチューンズ風のアップ“Which One”を青臭い哀愁を湛えながら披露。直接的な絡みもいずれは実現しそう?

CHRIS BROWN 『Chris Brown's Journey』 Jive(2006)
駆け足で得た成功の軌跡を振り返るドキュメンタリーを中心にしたDVDで、プロモ・クリップやメイキング、幼い素顔も覗けるNG集を満載。ボーナスCDではジャクソン5“It's Great To Be Here”を瑞々しく用いた“So Glad”が聴きモノだ。

BOW WOW 『The Price Of Fame』 Columbia(2006)
バウがオマリオンと組んでヒットさせた“Let Me Hold You”の二匹目狙いなのか、本作きってのメロウ・チューン“Shortie Like Mine”にクリスを抜擢……したら大当たり! なお、バウ&オマリのタッグ盤にもクリスは参加するそう。

VARIOUS ARTISTS 『We Are Family : Artists & Friends For Hurricane Relief 2007』 Bungalo(2007)
ハリケーン被災者の支援を謳ったチャリティー・コンピで、シアラやパティ・ラベルらオールスターによる“We Are Family”にクリスも参加。意義深くも豪華な共演だ。

STOMP THE YARD 『Soundtrack』 Adrenaline(2007)
コロンバス・ショート演じる主人公の弟役でクリスが出演した青春ダンス映画のサントラ。本編に合わせてE-40やヒューイ、アンクらのダンサー御用達曲が並ぶなか、既発ながらクリスの“Poppin'”も躍動感をアピール!

THIS CHRISTMAS 『Soundtrack』 Jive(2007)
クリスや上述のコロンバスもキャストに名を連ねるクリスマス映画(全米公開中)のサントラで、TLCやB2Kらのクリスマス曲からソウル名曲までを満載した家族向けの一枚。クリスは新録の“This Christmas”などを提供している。

JORDIN SPARKS 『Jordin Sparks』 19/Jive(2007)
〈アメリカン・アイドル〉の第6シーズンを制したアリゾナ娘のメジャー・デビュー作はR&B志向が強め。そんなレーベルメイトをクリスは“No Air”にてサポート。詳細は次号!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年12月06日 20:00

ソース: 『bounce』 293号(2007/11/25)

文/出嶌 孝次