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インタビュー

UNCHAINを形成する音楽的背景を自己分析!

谷川「新作で影響されたっていうとインディア・アリーですね。フォーキーなソウルを歌う人ですが、ライヴは物凄くロック。あんなライヴやったらホンマカッコ良いな~と思って。僕らの新作に入ってる“Life Is Wonder”は彼女にモロ影響されてます。で、唯一メンバー共通して好きなのがジャミロクワイ。とても洗練されたダンス・ミュージックで、ヴォーカルに対するギターとベースの絡み方も彼らから学んだところが大きかったと思いますね」

佐藤「山弦は僕が好きなんですが、凄く聴きやすいけどギターのフレーズが斬新なところに惹かれます。アコースティック中心ですが、特にエレキを使ってる曲が良くて。僕が弾くフレーズは山弦に影響されたものも多いです」

谷川「フュージョンだとフォープレイやラリー・カールトンのギターもそうですね。それからREACHはメロコアなんですが、高校の時にほぼ全曲カヴァーしました。吉田(昇吾、ドラムス)が好きで、いまでもドラムの柏倉(隆史)さんを崇拝しています。大阪に来てからも、自分らのオリジナルの曲かってほどライヴで演りました(笑)」

佐藤「僕はUNCHAINに入る前だったんで、ライヴ観ててオリジナルやと思ってました(笑)」

谷川「その頃はブラック・ミュージックを好きになる前で、メロコアの進化系というか、プログレ的なものに興味があったんです」

佐藤「そしてジョージ・ベンソンは僕が加入してから谷川に教えてもらって。ギターで歌うっていうのにホンマ憧れます」

谷川「完全に歌ですよね、ギターが。圧倒的」

佐藤「最後のAIRは高校の時に初めて聴いたんですが、一枚のCDにさまざまなジャンルのサウンドが詰まっているのに衝撃を受けましたね。僕らも一枚の作品でいろんな音楽を聴かせたいと思ってやっているので、かなり参考になります」


REACHの2000年作『TRICHROMATIC』(CARNAGE)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年04月10日 18:00

ソース: 『bounce』 297号(2008/3/25)

文/bounce編集部