インタビュー

HY(3)

メンバーが公開してくれた五者五様のお気に入り盤!


  吉井和哉さんは昔から尊敬しているアーティストなんです。彼独自の世界観があって、僕も同じミュージシャンとしてとても勉強になります。そして昨年リリースされた『Hummingbird in Forest of Space』(EMI Music Japan)はラストの“雨雲”がとても印象的でした! 本当にカッコ良すぎなんです。〈なにが良い?〉って訊かれても、〈すべてが良い!!〉としか言えません!
(新里英之)


  〈世界観とは? 表現力とは?〉ということを僕に教えてくれたのがTHA BLUE HERBでした。この『STILLING, STILL DREAMING』(REAL LIFE)は高校生の頃から聴いているアルバムです。ILL-BOSSTINOさんが語る詞は〈耳で聴く映画〉だと思います。そして地元・北海道を誇りに思っているところが沖縄のHYとの共通点かな♪♪ ライヴに行きたいー!!
(名嘉 俊)


  初めて聴いた時に、ものすごく衝撃を受けたのが、ジョン・メイヤーのファースト・アルバム『Room For Squares』(Columbia)。彼の声も、ギター・プレイも、曲も、全部が完璧でカッコイイ! 自分が持ってるいろいろなアルバムのなかでも、いちばん聴いている作品なんです。なかでも6曲目の“City Love”が大好きでよく聴きますね。ぜひ皆さんも聴いてみてください!
(宮里悠平)


  以前アメリカへ行った時に、初めて観たブロードウェイ・ミュージカルが「RENT」でした。そして、その劇中で歌われていた曲たちにすごく衝撃を受けまして、さっそくこのサントラ『Rent』(Dreamworks)を手に入れたのです。日本に帰ってからのアルバム作りにも影響したくらい聴き込んだ、お気に入りの一枚となりました。
(仲宗根泉)


  洋楽を聴くようになったキッカケの一枚がニルヴァーナ『Nevermind』(DGC/Geffen)。いまでも気分がノってくるとドライヴをしている時に聴いたりします。昔、よく沖縄のクラブで流れていた印象。やっぱり“Smells Like Teen Spirit”はサビの盛り上がりがたまらない。実はカート・コバーンのフィギュアを持っていたりします。でも箱からは出していません……。
(許田信介)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年05月08日 21:00

ソース: 『bounce』 298号(2008/4/25)

文/青木 優