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インタビュー

DAN LE SAC vs SCROOBIUS PIP(6)

DIZZEE RASCAL 『Boy In Da Corner』 XL(2003)
“Fixed”のベースになった“Fix Up Look Sharp”はここから飛び出した全英ヒット。ピップはそのビートに乗せて〈ヒップホップはアートだ/もうポップ・ヒットなんか出すな〉とライムしつつ、〈ディジーをコケにしてるんじゃない〉とも。

BAT FOR LASHES 『Fur And Gold』 Echo(2006)
聖歌のように荘厳な音世界を展開したナターシャ・カーンのソロ・ユニットによるデビュー作で、翌年のマーキュリー音楽賞を受賞し、トム・ヨークには〈グリム童話のような音楽〉と絶賛されている。ダンがリミックスしたトラックも存在するそう。

ADELE 『19』 XL(2008)
本文にもあるように、ピップとは以前からの知り合いだというアデル。年齢はずいぶん離れてオッサン手前のダン&ピップだが、音楽性ではない部分での共通した〈新世代感〉は、双方の作品を聴けばうっすら感じ取れるはず。コラボ曲の完成にも期待したいものだ。

KNIFEHANDCHOP 『How I Left You』 Tigerbeat 6(2004)
ガバ~ブレイクコアなど、エクスペリメンタルなブレイクスを編み出す奇才。彼のリミックスした“Thou Shalt Always Kill”がニューレイヴ系のコンピなどで重用されたことも、ダン&ピップが幅広いリスナーからの注目を集める一因となった。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年06月19日 00:00

更新: 2008年06月19日 17:39

ソース: 『bounce』 299号(2008/5/25)

文/bounce編集部