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インタビュー

pupaではありませんが……〈あと2人〉も相変わらず精力的です

 サディスティック・ミカ・バンド~HASYMO、そしてpupaと、ここ最近精力的に活動を続ける高橋幸宏。そしてYMOの他2人も何かと忙しそうだ。まず細野晴臣主宰のレーベル、daisyworldがついに再始動。その先陣を切ってリリースされるのが、TVドラマ「ウォーカーズ」の音楽をはじめ、レア・トラックを集めた『細野晴臣アーカイヴス vol.1』だ。さらにレーベル・サンプラー『デイジー・ホリデー』や細野がプロデュースしたサントラ『グーグーだって猫である』なども予定されている。一方、坂本龍一は昨年ドイツのマンハイムで行われたアルヴァ・ノトやアンサンブル・モデルヌと共演したライヴの模様を収めたDVD「utp_」をリリース。室内楽と電子音楽とのスリリングな融合が堪能できる。

 そして3人での活動というと、6月にUKで行われたフェス〈メルトダウン〉(今年のホストはマッシヴ・アタック)にYMOとして出演したが、8月10日には東京で行われるイヴェント〈WORLD HAPPINESS〉にHASYMO名義で出演する予定(pupaも登場)。さらにHASYMOとして8月6日にリリースするニュー・シングル『The City of Light/Tokyo Town Pages』のうち、“Tokyo Town Pages”はミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、ポン・ジュノが監督したオムニバス映画「TOKYO!」のエンディング・テーマとして使用されている。ほんと、相変わらず先鋭的で決して枯れることのない創造力、3人とも流石です。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年07月23日 18:00

更新: 2008年07月23日 18:33

ソース: 『bounce』 300号(2008/6/25)

文/村尾 泰郎