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インタビュー

さまざまなフィールドで楽しめる有坂美香の歌声!! その1

cro-magnon 『Great Triangle』 ラストラム(2007)
バンドのアイデア豊かな演奏力で、あるいはギタリストであるコスガツヨシの単独プロデュースによって、『Aquantum』の振り幅の広さに貢献しているcro-magnon。彼ら自身のこの2作目を例に挙げるまでもなく、有坂とは闊達なコラボを展開してきた間柄だ。バンドの前身にあたるLoop Junktionでも最初のEP『5 Sketches of city life』(廃盤)の頃から彼女の歌声を活かした曲は多いので聴いてみて!
(出嶌)

Jazztronik 『Grand Blue』 KnifeEdge/ポニーキャニオン(2007)
『Aquantum』で“Sparkle”を手掛けた野崎良太のプロジェクト。有坂は本作中の数曲でコーラスやヴォーカル・アレンジを担い、軽快なラテン曲“Sanctuary”ではリード・シンガーとして陽光のような声を降り注ぐ。このナイスな光合成ぶりはミニ・アルバム『Repro』におけるデバージの直球カヴァー“I Like It”でも堪能できます。
(出嶌)

Home Grown 『Home Grown』 ポニーキャニオン(2002)
何かと馴染み深いレゲエ・バンドの初作に、有坂はミラクルズ“Ooh Baby Baby”のカヴァーで参加。サラッとしながらも甘みのあるヴォーカルと、BOOGIE MANのアツいDJとのコントラストが素晴らしい。その後も、バンドが手掛けたサントラ『鳶がクルリと』にて、彼女は自作の“Dance for you”を携えて参加している。
(山西)

犬式a.k.a.Dogggystyle 『Life is Beatfull』 provincia(2005)
イヴェント〈nbsa+×÷〉仲間でもある彼らの飛躍作にて、幻惑的なレゲエ・ナンバー“太陽の女”のコーラスに参加。共に参加したKeycoの歌いっぷりに劣らぬアーシーなヴァイブスを放散し……太陽の女がふたり。
(出嶌)

STIMULATION 『Bond of Friends compiled by DJ NORI』 flower(2005)
重鎮のDJ NORIがコンパイルした和製ハウス集で、NORI自身の新曲“Palaver Tree”に有坂が抜擢! 『Aquantum』のDisc-2で聴けるのはリミックスにつき、オリジナル・ヴァージョンはこちらでチェックを。
(出嶌)

Q-ILL 『東京AVANT-GARDE』 DELPHONIC(2005)
東京・町田の個性派ラッパーが生み出した風変わりでリリカルな傑作。盟友のcro-magnonがプロデュースしたスペイシーな“3rd Eye”にはフックのコーラスで有坂が参加している。別天地から降ってくるようなヴォーカルが幻想的だ。
(出嶌)

RYO the SKYWALKER 『COME HOME』 BUSH HUNTER(2005)
有坂が客演した“Hide & Seek”は直球のドラムンベースで〈大人のかくれんぼ〉を披露するもの。ビートをガシガシ跨いで手を伸ばす主役に対し、高嶺の花をイメージさせる凛としたフックの翻弄ぶりが麗しい!
(出嶌)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2008年08月07日 23:00

ソース: 『bounce』 301号(2008/7/25)

文/出嶌 孝次、山西 絵美

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