PCDメンバーたち(ほとんどニコール)の歩みを徹底紹介するわよ! その2
JIBBS 『Jibbs Feat. Jibbs』 Geffen(2006)
これは珍しいメロディーの客演仕事! ジャネットの“Let's Wait Awhile”を引用した“Go Too Far”に登場し、キッズ・ラッパー相手でもしっかりとオトナなアフェアを披露してみせた。
(出嶌)
TIMBALAND 『Shock Value』 Mosley/Blackground/Interscope(2007)
お世話になった彼のリーダー作に、お礼も兼ねてニコールが参加。ティンバの愛弟子=ケリ・ヒルソンとのコンビで2曲を披露し、これを弾みに各々のソロ作に繋げるはずだったのに……。なお、PCDの新作にもティンバはもちろん関与!
(山西)
DADDY YANKEE 『El Cartel : The Big Boss』 El Cartel/Universal(2007)
アルバムから先行カットされた“Papi Lover”にニコールが客演。ビートこそ王道のレゲトンだが、笛の音色はエスニック・ムード満点。その上をひらひらと舞う彼女の妖艶な歌声に酔わされる。
(山西)
NICOLE SCHERZINGER 『Baby Love』 Interscope/ユニバーサル(2007)
延期しまくっているソロ作からの先行カットでウィル・アイ・アムらしいポップな出来映えの佳曲。カップリング収録されたT.I.とのコラボ“Whatever U Like”も聴きモノだし……日本盤のCDシングルを発見次第すぐに確保すべし!
(出嶌)
50 CENT 『Curtis』 G Unit/Interscope(2007)
ドクター・ドレー制作で、ヤング・バックが客演……と男汁全開な顔が集った“Fire”では、しゃくり上げながら乱れ咲くニコールと出会えます。50史上屈指のキャッチーな内容に仕上がったのも、彼女の口技あってこそ!
(山西)
PAUL VAN DYK 『In Between』 Vandit(2007)
これは珍しいジェシカの客演仕事で、トランス~プログレ・ハウス界の超大物のご指名で歌ったアッパーな“White Lies”がクラブ・チャートを席巻! あちこちのミックスCDでもチェック可能です。
(出嶌)
NEW KIDS ON THE BLOCK 『The Block』 Interscope(2008)
5対5だったらちょうどいい(何が?)とばかりに、往年のスーパー・グループの若返りに貢献。キャッチーな“Lights, Camera, Action”とテディ・ライリー製のシブい“Grown Man”にPCDとして参加しています。
(出嶌)
カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2008年11月20日 17:00
更新: 2008年11月20日 17:26
ソース: 『bounce』 304号(2008/10/25)
文/出嶌 孝次、山西 絵美