インタビュー

さまざまなフィールドで活躍するCOMA-CHIの参加作品を一部紹介!

 この小さなスペースでフォローできるはずもないことを前提に、COMA-CHIの客演仕事をザッとおさらいしましょう。まず、キャリア初期の2005年前後で目立つのは、彼女の初登場曲を録ったD.M.Rを擁し、初作『DAY BEFORE BLUE』のリリース元でもあったダメレコ周辺。首領のダースレイダーをはじめ、KEN THE 390やTARO SOULらの作品で彼女のラップを聴くことができます。2007年初頭にDABOに抜擢されたあたりからは、TWIGYやRIP SLYME、DJ CELORYらヒップホップ界の先達と組む機会を増やし、加藤ミリヤやYA-KYIMらメジャーなR&B勢からもオファーが舞い込むことに。もちろん、GAGLEやgrooveman Spot、cro-magnonら、所属プロダクションであるJazzy Sport絡みの共演も多数。2008年に入ってからはLITTLEやARIA、PUSHIM、SONOMIなどの幅広い面々の作品に招かれています。このように地上も地下も分け隔てなくドンと来い!なスタンスで大活躍しているCOMA-CHI。なぜ、彼女はこんなに多方面からモテるのでしょう? それは変に気張らないナチュラルなフロウが、誰を相手取ろうともすんなり楽曲に溶け込めるから……って、こんな答えじゃ平凡すぎますかね。でも〈フツウに個性を出す〉って、そうそうできることじゃないと思うんですよ。
▼COMA-CHIの参加作品を一部紹介。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2009年02月19日 20:00

ソース: 『bounce』 306号(2008/12/25)

文/山西 絵美

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