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インタビュー

大知の滋養になった多様な音楽をチェック!

  ここ数年で「聴く音楽の幅が広がった」と語る大知。本文にもあるように楽曲制作にも深く関わった『Who's The Man』には、そんな彼のリスナー嗜好も確実に反映されている!?ってことで、ここでは彼が最近好んで聴いていたorいるアルバムを調査! まずはアル・グリーンの定盤『Let's Stay Together』(Hi)。「彼のファルセットが大好きで、いつも聴いて練習したりマネたりしていました! ジャスティン(・ティンバーレイク)のファルセットもアル・グリーンが元みたいですね」と研究熱心な姿勢は音楽ファンの鑑です。続いては「初めてフランス語のヒップホップに触れた一枚」だというホーカス・ポーカスの『Place 54』(Pヴァイン)。これはけっこう意外? お次はゴスペルの巨人、カーク・フランクリンの『The Fight Of My Life』(Gospo Centric)をピック。「“Little Boy”って曲が格好いいんですよ~。聴くとかなりパワーをもらえます!」とのこと。また、大知の原点とも言えるアノ人ですが、「これは本当に一枚通してすごくハッピーに聴けます! マイケルの声が良すぎて反則ですね(笑)」とジャクソンズの77年作『Goin' Places』(Epic)を選ぶあたりは流石! さらに唯一の女性/邦楽モノとなったのは、椎名林檎の最新作『三文ゴシップ』(EMI Music Japan)で、「メロディーと歌詞の独特な切り口、林檎さんの声が素敵です! 日本語の大事さなど、すごく勉強になります」との弁には納得。最後は「最近いちばん好き」だというミュージック・ソウルチャイルドの『Onmyradio』(Atlantic)。「レコーディング前に聴いたりして、自分のなかに彼が降りてこないかな、とか考えながら聴いています(笑)」……もう降りてきてるかもですね。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2009年09月16日 18:00

ソース: 『bounce』 314号(2009/9/25)

文/bounce編集部

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