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インタビュー

ワタルSの最近のパワープレイ・アルバム

 

1. 『Elizabethtown』 RCA(2005)

これはおれの人生のなかで3本の指に入る映画「エリザベスタウン」のサウンドトラック。元音楽ライターのキャメロン・クロウ監督によるマニアックで冴え渡ったセレクト。このCDを車でかければいつだって、おれはロード・ムーヴィーのなかへ……。

2. 22-20S 『Shake/Shiver/Moan』 TDB(2010)

長い沈黙を破ってあいつらが帰ってきた! 22-20s! ディスクを入れて1曲目、シャッフルする〈あの〉ギター! やったぜ22-20s! アルバム全体を通して、やはりバンドが深化していることを感じたな。去年来日した時、意外と歳が同じだったりして楽屋でちゃっかり仲良くなったぜ。ステージでは真っ黒なブルースを奏でるやつら、実は気さくなナイスガイでした。

3. TOM RUSH 『Tom Rush』 Columbia(1970)

誰かに借りたドキュメンタリー映画「Festival Express」のDisc-2(たぶん未公開シーン)の隅っこのほうでひとり淡々と歌うトム・ラッシュの姿に不覚にも涙してしまったおれ、すぐCD屋に直行しました。彼の“Child's Song”という思春期の旅立ちを歌う曲、素朴なのに深い。これは本当に絶品。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2011年02月25日 14:24

更新: 2011年02月25日 14:24

ソース: bounce SPECIAL (2011年1月25日発行)

構成/編集部