INTERVIEW(2)――ケンカすることも減った
ケンカすることも減った
――最近の3人は結束も深まってる感じですか?
Nao☆「どうだろう? でも、深まってないとステージ上のパフォーマンスにしても、ひとりひとりが突っ走ってたら、お客さんを楽しませることもできないかなって」
――いい流れになってる時って、みんなの気持ちもひとつになりやすいのかなって思ったんですよ。それとも逆境の時のほうが結束しやすいんですかね?
Kaede「なんか9年間ずっと変わらないでこのままだった気もします」
Megu「それぞれたまに精神的にコンディションが悪い時もありますけど、基本、引きずらないですよね?」
Nao☆「ケンカとかしても引きずらない」
Megu「20代になってケンカは減ったというか」
――この3人がケンカするイメージはないですけど、当然、殴り合いはないですよね?
Nao☆「それはないです!」
Kaede「殴り合い(笑)」
Megu「まったくないです、口だけ」
Nao☆「あ、ケンカとかして、ビックリしたことはありました」
――どんなことですか?
Nao☆「カエポのポーチが飛んできた(笑)」
Kaede「1回投げたことありますね、バーンッて」
――うわっ! 意外!
Kaede「あ、本人に向かってじゃないですよ、全然人がいないところに向かって」
Nao☆「あれはビックリしちゃった」
Kaede「ありましたね(笑)」
Nao☆「でも、全部乗り越えてきてるよね」
――乗り越えなかったら大変なことになりますよ!
Kaede「3人で支え合って」
――この先には武道館公演という大きな目標があるわけですけど、それに向かってのステップもあると思うんですよ。次に何やりたい、みたいなことってあります?
Megu「まず、どんどんAXとかちっちゃい箱を……」
Nao☆「ちっちゃくないよ(笑)」
――いま聞いてて角が立つなと思いましたけど(笑)」
Megu「すみません! 違うんです!」
――徐々に大きな箱にしていくっていうことですよね。
Megu「ちっちゃいとこから……」
――ちっちゃいとこって言うとまた角が立つんで(笑)。
Kaede「武道館と比較して小さめの」
Megu「そう、武道館よりは!」
――そこから徐々に大きくして、武道館に辿り着く、と。
Megu「はい、そういうことです!」
Nao☆「で、『ミュージックステーション』に出てみたいですね。あと私の夢は『とんねるずのみなさんのおかげでした』の〈モジモジくん〉に出ることです」
――全身タイツが着たいんですか?
Nao☆「そうなんです! ズバリ言っちゃうと全身タイツが着たいんです!」
――ズバリ言った(笑)。
Nao☆「みんなで〈に!〉みたいなのとか」
Megu「いちばん全身タイツ似合いそうだよね、顔」
――全身タイツ顔(笑)。みなさんヴァラエティーに興味あるんですか?
Megu「ヴァラエティー観るの、すっごい好きなんですよ!」
――でも、この性格でああいう闘いの場に入るのは大変だと思いますよ。前へ前へと出なきゃいけない世界だから。ちゃんとイジッてもらえる場だったらいいんですけど、ポンと置かれて〈おまえら勝手に自己主張しろ〉ってなると地獄ですよ!」
Nao☆「ああ、そうですよね……」
Kaede「さんまさんの『からくりTV』の時も」
Nao☆「ああ、そんな感じだった……」
Kaede「なんか縮こまっちゃってしゃべれなくて」
Nao☆「切ない場所だった……」
Megu「自分たちが前に前に出ると、ウザがられちゃったりするかもしれないと思ったりして」
――あれでいいんだと思いますよ。さんまさんは、変に慣れた感じで前に出る人をむしろ嫌うタイプですからね。
Nao☆「りんご娘さんとはスタッフさんが全然違って、私たちのディレクターさんとスタッフさんには〈Negiccoは出しゃばらないで、そのままの姿勢でいたほうがいいんだよ〉って言われて。その結果、あの時はすごく残念だなとか思ったんですけど、いまとなってはあれでよかったんだなって思います」
――変にキャラが崩れることもなく、そのまま出せたから正解だと思います。話を戻すと、今後の目標としては小さなところからどんどん攻めていって。
Nao☆「はい、小さなところから(笑)」
Megu「まずAXいきたいよね。ZEPPとかAXとかつくと制覇した感じ(笑)」