INTERVIEW(4)――辰のように昇ります!
辰のように昇ります!
――『ウレぴあ』で、あのSKE48に勝ったわけですからね(笑)。
Kaede「SKEさんとももクロさんは有名じゃないですか。そこに有名どころじゃない名前が急に浮上してきて、たぶん注目はしてもらえてると思うので。せっかく『ウレぴあ』さんで8ページ特集(*)してもらえることにもなったので、このチャンスを活かしてNegiccoを応援してもらえたらなって思ってます」
*2012年3月号に掲載された特集記事〈Negicco、ブレイク直前!〉のこと
――『ウレぴあ』の編集長がTwitterで〈Negiccoを応援します〉宣言してましたからね。かつてボクがいっしょに合コンした仲である編集長が(笑)。Negiccoって、そうやっていろんな人たちを巻き込む力があると思うんですよ。
Nao☆「そうだといいんですけど」
Megu「自信がないので〈うん〉とは言えない(笑)」
――それ、わかってて言ってます(笑)。そして、Kaedeさんはこうやって3人集まると一歩引いてあまり話さなくなるんだなって、改めて確認したりして。
Nao☆「でも、さっきからカエポは私がしゃべれないことを通訳さんみたいにうまく話してくれるので」
――ほっといたら〈ホームステイ〉って言ってますからね(笑)。
Nao☆「ホントそんな感じです(笑)」
Kaede「頭が空っぽになるんですよ、話を聞いてると〈ふぅーん〉って。言ってることはわかるんですけど」
Nao☆「あと、誰が言ってたんだっけ? 私たちが変だから、カエポがそれを見て横で楽しんでるのがいいって」
Kaede「完全に聞いてるほうになってるんですよね」
Megu「このふたりの掛け合いを楽しんでるKaedeさんっていうのが」
Kaede「ニヤニヤしてるらしいですね(笑)」
Megu「それがまたいいって」
Nao☆「ラジオとかでも、私たちがしゃべったり、変なことを言ってるのを、しゃべらないで隣で笑ってて」
Kaede「しゃべらなきゃいけないってわかってるんですけど、なかなか……」
Megu「それがいいんだって」
Kaede「ダメでしょ、しゃべんなきゃ」
Nao☆「いや、いいんじゃない?」
Megu「それでいいと思う!」
――しかし、ラジオもしばらくやってますけど慣れないですよね。
Kaede「慣れないです(笑)」
Megu「……どうしよう?」
――3人で〈ヘッドフォンが臭い〉って言ってるだけだったりで、何やってんだろうって思いましたけど(笑)。
3人「キャハハハハハ!」
Nao☆「あのヘッドフォン、毎回つらくて。頭につけたくないんですよ」
――それならマイヘッドフォンを持ち込めばいいんですよ。
Nao☆「あっ……豪さんすごーい!」
――普通に思い浮かぶじゃないですか、それぐらい(笑)。
Nao☆「えーーーっ、すごい! そんな方法があったんですね!」
――イヤフォンでもなんでもいいから私物を持ってって差しちゃえばいいだけで、無理に臭いヘッドフォンを使う必要はないんですよ。
Nao☆「そっか! そうすればいいんだ! 今度からそうしよ、マイヘッドフォン買お。大島麻衣さんがマイヘッドフォンつけてて、可愛いなと思って」
――それを思いつきもしなかったわけですね。ずっと臭いと思いながら我慢して。
Nao☆「我慢してて、換えてくれないかなって思ってたんですけど、換えてくれそうにもないし。行くたびに、どの席にあのヘッドフォンがあるかが問題で(笑)。ひとつだけ臭いんですよ!」
――それが誰かに当たる。
Nao☆「誰かに(笑)。すり替えることはあんまりしたくないし」
――黙ってそういうことやったら不仲になりかねないですからね(笑)。
Nao☆「それで私が当たっちゃうと、〈私もヘッドフォンしないから、今日ふたりでヘッドフォンしないでやろう〉とか言ってくれたりするのがいいなと思います」
Kaede「でも私、その匂いが好きだったりするんですけど(笑)」
Nao☆「〈これ、私イケるかも〉とか言って(笑)」
――どんな匂いなんですか?
Kaede「人の匂いというか」
Nao☆「脂くさい」
Kaede「人の体臭なんですけど、臭いの好きなんで(笑)」
Nao☆「結局、ディレクターさんの声が聞こえないから、しなきゃいけなくて」
――トークには慣れたいんですか? この前、バニビに憧れるみたいな話をしてましたけど。
Megu「トークがうまいと、ああいうMCの仕事だったりヴァラエティーの仕事だったりで幅が広がるから、やっぱうまくなっといたほうがいいなと思ったり」
Nao☆「でも、バニビさんはバニビさんだからいいんだし、NegiccoがバニビさんのようにうまかったらNegiccoじゃなくなりそうだねって」
Megu「この不慣れな感じが」
Nao☆「うまくならないとかじゃなくて、ホントにうまくなれないだけなんですけど」
Megu「ラジオも3年ぐらいやってるのに全然変わってないってことは、もうダメなのかも(笑)」
Nao☆「Ustreamの画面に向けて〈増えろ増えろ〉と言うぐらいしかできない」
Megu「その時80人ぐらいの方が観てたんですけど、Nao☆ちゃんが画面越しに〈増えろ増えろ〉って言って踊りはじめたら100人ぐらいになって。20人増えたんですよ!」
Nao☆「トークより、Ustの画面を通しての掛け合いのほうがおもしろいって言われちゃいます」
Megu「最後、エンディング曲を流す間だけ、Ust観てる方は音楽が聴けないので、いつも自由にやったりしてるんですけど、そっちのほうが楽しいって言われます……ってことは、トークがおもしろくないってことですよね(苦笑)」
――また落ち込みはじめた!
Nao☆「暴走するとおもしろいって言われる。暴走しないとおもしろくないって」
――MCもあれはあれでおもしろいですよ。
Nao☆「……ホントですか?」
――嘘じゃないですよ。〈あ、またグダグダになってる!〉〈逆ギレした!〉みたいなおもしろさ込みで(笑)。
Nao☆「グダらずにやりたいんですけど……」
――大丈夫ですよ! なんか勇気づけるだけのインタヴューになっちゃいましたけど(笑)」
Nao☆「人生相談みたいな(笑)」
――2012年が勝負の年ですからね。
Nao☆「はい、私の干支なので」
Megu「年女だもんね。辰のように昇るんだよね」
Nao☆「昇ります!」
――年齢的にいろいろ考えることは多いと思いますけど、まだ大丈夫ですよ。
Nao☆「そうなんですよね……。若さでは負けるけど、キャリアで」
――若いアイドルグループにも、ステージングでは勝てるっていう。
3人「…………」
――あ、また落ち込んでる(笑)。大丈夫ですよ! これからも応援します!
3人「ありがとうございます!」
*連載は今回で最終回……次はワンマンライヴで待ってるよ!
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