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インタビュー

experience──。4人にとって大きな〈経験〉となっている銀盤たち!



flumpool_Aセピア



RYUTA YAMAMURA



THE BEACH BOYS 『Pet Sounds』 Capitol(1966)

それまでのビーチ・ボーイズのイメージだったサーフ・ミュージックとは違っていて、ブライアン・ウィルソンがこのアルバムに捧げたメロディーがとても斬新に聞こえました。輝きを放ちながら儚げに寄り添うサウンドも、専売特許のようなハーモニーも秀逸だし、心の奥底がすべて音楽によって表現されている極上のポップ・ミュージックだと思います。

 

MUMFORD & SONS 『Sigh No More』 Glassnote(2009)

USカントリーで有名な昔の人たちかな?と思って調べてみたら、なんと年下でした(笑)。古き良きトラディショナル音楽がロックを呑み込んだかのような圧倒的な楽しさ。マーカス・マムフォードのイギリス人らしからぬ大味な歌声も瑞々しくて、透明感溢れるコーラスも素晴らしい、まさに現代を代表するポップ・サウンドのひとつだと思います!

 

KAZUKI SAKAI



THE YELLOW MONKEY 『SICKS』 ARIOLA JAPAN(1997)

僕が音楽を始めた原点でもあるアルバムです。妖艶なサウンドと味のある楽曲に惚れ込み、このアルバムを聴いたことがきっかけでギターを購入しました。

 

AEROSMITH 『Nine Lives』 Columbia(1997)

中学の頃、友達に勧められて聴き、なんてカッコイイバンドなんだ!と衝撃が走りました。ジョー・ペリーに憧れて、ひたすらギターを練習していた頃を思い出します。

 

GENKI AMAKAWA



スピッツ 『ハチミツ』 ユニバーサル(1995)

初めて買ったCDです。音楽に興味を持ったきっかけになっているかも。このアルバムを境に小中学生の頃はスピッツとビートルズばかり聴いていました。思い出の一枚ですね。

 

くるり 『坩堝の電圧』 スピードスター(2012)

それまで手にしたアルバムのなかで、いちばん心が震えました。この時代のあらゆる問題に向けられたメッセージ。音楽の可能性をすごく見せつけられた気がしました。

 

SEIJI OGURA



Hi-STANDARD 『Making the Road』 PIZZA OF DEATH(1999)

自分がバントを始めるきっかけとなった曲も入っていて、何年経っても楽曲が色褪せることなく、いま聴いても学生の頃を鮮明に思い出せてくれますね。当時、熱心にコピーをしていたので、いまでもたまにアルバムを聴きながら、音源に合わせて叩いたりしています。

 

RADIOHEAD 『Kid A』 Parlophone(2000)

学生時代に姉が持っていたので聴かせてもらったんですけど、その当時の自分にはこのアルバムの素晴らしさが正直理解できませんでした。だけど、その後いろんな音楽に触れ、勉強してから改めて聴いたときに、あの当時には感じられなかった衝撃が走りました。なんて素晴らしい作品なんだろう!と。それ以来、このアルバムはよく聴いています。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2012年12月25日 14:30

更新: 2012年12月25日 14:30

ソース: bounce 350号(2012年11月25日発行)