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ここでは湯川潮音のアルバムを紹介しましょう。2002年にミニ・アルバム『tide & echo』でデビューした彼女は、2004年に鈴木惣一朗のプロデュースによるフル・アルバム『逆上がりの国』を発表。2005年にハナレグミと岸田繁が提供した両A面シングル『緑のアーチ/裸の王様』でメジャ・デビューし、2006年1月にアルバム『湯川潮音』(ユニバーサル:1)をリリースしました。同年6月に〈夏盤〉と称した『紫陽花の庭』、2007年1月に〈冬盤〉と称した『雪のワルツ』──2枚のミニ・アルバムを経て、2008年には単身ロンドンに赴き、クマ原田をプロデューサーに迎えてレコーディングしたアルバム『灰色とわたし』(同:2)を同年7月にリリース。2009年12月には、前作同様ロンドンでレコーディングされたカヴァー・アルバム『Sweet Children O' Mine』(同:3)を届け、2011年11月には作家陣にLEO今井、キセルの辻村豪文、いしわたり淳治らを迎えたアルバム『クレッシェンド』(同:4)を発表しました。
▼文中に登場した作品を紹介。
左から、『湯川潮音』(1)、『灰色とわたし』(2)、『Sweet Children O' Mine』(3)、『クレッシェンド』(4)
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