ピュア過ぎるジミヘン憧れが眩しい21歳のデビュー作!
下手にオリジナリティを混ぜられるよりも、ピュアにオマージュを貫いている姿のほうに惹かれてしまうのがリスナーとしての正直なところ。本作のアマニ・バーナムくんもジミヘンの奏法作曲を研究して、オリジナル作ったら見事にジミヘン風になったしまった感が憎めない。むしろジミヘンリテラシー高い方ほど楽しめる。「ストーンフリー」「キリングフロア」系高速カッティング(1)(5)、「リトルウィング」「エンジェル」などの叙情系(10)、歌の締めが「♪キス・ザ・スカイ」ってまんまやろ!と突っ込んであげたい(3)もジミヘンイディオムのハイブリッド。ジミ解釈でハマりがちな[重い、長い]に行かないいい意味で軽量級な仕上がりがアルバムの聴き心地にプラスに作用。ジミというよりCCR味もあるの爽やかカントリーロック風(7)、「クロスタウン・トラフィック」を軽めに解釈した(11)あたりはアマニならでは。でラスト(12)に8分近いブルース(終盤にスローからアップにギアチェンジ!)で存分に腕前みせつけやがってアンタ、気に入ったぜ!
Country/Blues
Roots & Wings
Amani Burnham