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bloodthirsty butchers

松本素生(GOING UNDER GROUND)

連載
360°
公開
2010/03/20   17:00
更新
2010/03/20   17:06
ソース
bounce 319号 (2010年3月25日発行)
テキスト
構成/編集部

 

松本素生_A

あの音の鳴り方はなんなんだろう?──まだティーンエイジャーだった俺の心を鷲掴みにした名盤『kocorono』から13年。いつだって俺の部屋にはブッチャーズの音楽がありました。好きなアルバム、好きな曲を挙げればキリがないですが、今回のアルバム『NO ALBUM 無題』は自分にとって特別。先日、舞台袖で聴いた“僕達の疾走”は本当ヤバかった!! まともにメンバー観れませんでした。曲良すぎて泣きそうで……。去年、吉村氏がSxOxUのレコーディングに遊びにきてくれた時、俺のアコギをつま弾きながら〈ソロ弾いてやろうか?〉と嬉しすぎるお言葉をもらい、心で泣きながらコンソール・ルームで吉村氏のアコギ・ソロを聴いていました。借り物のギターを弾いてみてもその音は吉村氏の音でしかなく、その時自分のなかでブッチャーズの音楽に対するひとつの答えがでたような気がしました。俺も早くその領域まで行きたいものです! 待っていてください! 俺も心の底から音楽鳴らしますんで!!

 

▼松本素生の作品を紹介。

左から、ニュー・ミニ・アルバム『素生』、ソロ・プロジェクトであるSxOxUの2009年作品『SxOxU』(共にポニーキャニオン)

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