バボラークの最新作は、モーツァルト&ハイドン!カデンツァは、オリジナル版
ホルン奏者ラデク・バボラークの演奏によるモーツァルト:ホルン協奏曲が登場。今回は第4番と交響曲第25番、さらにハイドン:ホルン協奏曲第2番と交響曲第7番「昼」も収録しました。カデンツァは何れもバボラークによるオリジナル版での演奏です。音の粒立ち、コントロール、驚愕のテクニック、感情表現、どこを取っても 最高の演奏と言えるでしょう。
モーツァルトとハイドンに捧げる天才バボラークの音楽と歌心!
バボラークの新アルバムは、ホルン奏者としてモーツァルトとハイドンの協奏曲を収録し、更に指揮者として自身が結成させたオーケストラ“チェコ・シンフォニエッタ”による交響曲の演奏を聴かせています。モーツァルトのホルン協奏曲は、人気と実力があるにも拘らず、これまでCD化の機会がありませんでした。まさにファン待望の演奏です。カデンツァはバボラークのオリジナルによるものを採用しました。自由な発想力と驚愕のテクニックに感嘆させられます。協奏曲と同様に2つの交響曲では、このプロジェクトのために結成された、チェコで活躍する室内楽奏者を集めたオーケストラメンバーが演奏しています。全体を通して厚めの響きで、曲の起承転結が目にみえるほどに美しく構成された演奏を繰り広げられます。まさにそれは、温かい血の通った音楽で、古き良きチェコの伝統を感じさせます。自然な歌心と曲の流れを追及するバボラークの作り出す音楽は、モーツァルトとハイドンの純粋な響きを心地よく解き放ってゆきます。
モーツァルト:
ホルン協奏曲 第4番(カデンツァ:バボラークによるオリジナル)
交響曲 第25番
ハイドン:
ホルン協奏曲 第2番(カデンツァ:バボラークによるオリジナル)
交響曲 第7番「昼」
【演奏】
ラデク・バボラーク(ホルン&指揮)
チェコ・シンフォニエッタ
【録音】
2010年5月24日(交響曲)、2011年2月10,11日(協奏曲)
プラハ,ドモヴィナ・スタジオ
【関連タイトル】