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またしてもブルックナー第8の名演! レミ・バロー指揮ザンクトフローリアンに響いた至福の104分間

レミ・バローのブルックナー第8



「静寂のかなたから、いかにも不思議な、幻のようなコラールが聴こえてくる。
弦楽の高音域と、管楽器とが奏でるその調べは、
ほんとうに天から降ってくるようだった。
オーケストラの若き団員たちは、さながら奏楽天使のように演奏していた。
まさしく、“いっそ死ぬなら今だ”と思ったほどだ。」
ケン・ウォード(ライナーノーツより、白沢達生訳)
平均年齢17歳の若い演奏家たちが130人集まったユースオケを率い、ザンクトフローリアンで103分以上のブルックナーの交響曲第8番を鳴り響かせたフランス人指揮者レミ・バロー。その広大な拡がりと輝かしさをもった演奏は、少しの重苦しさもなく、響きも明るく、不思議な軽やかさをもっています。オーケストラもユースオケというのが信じられないくらいの美しい出来栄えです(ライヴにつきものの若干のミスは見られます)。1975年の朝比奈&大阪フィルによる交響曲第7番がそうであったように、まさにブルックナーの聖地、ザンクトフローリアンが生んだ至福の演奏として長く記憶されることでしょう。
(タワーレコード)

アントン・ブルックナー(1824-1896):交響曲第8番ハ短調
レミ・バロー指揮オーバーエスターライヒ青少年交響楽団
※Multichannel SuperaudioCD Hybrid(通常CDプレイヤーで再生可能)
驚異の「第3番」(GRML99044)の興奮再び!
総演奏時間、実に103分以上。『第3番』異例の解釈で度胆をぬいた名匠バロー、聖フローリアンの奇跡再び! ブルックナーが若い頃オルガンを弾いていた聖フローリアン修道院をライヴ会場に、近年世界中のブルックナー・ファンがつめかけるザンクトフローリアン・ブルックナー音楽祭。この会場の10秒も続く残響時間を強く意識しながら、ブルックナー自身の証言とあわせ、交響曲第3番の初稿版を80分を越えるゆったりしたテンポで演奏してみせ(GRML99044)、日本のファンをも騒然とさせた指揮者レミ・バロー(チェリビダッケ門下で学んだ異才!)が早くも次なるブルックナー盤を世に送り出してくれました! 若手中心のオーケストラと思いきや、その演奏効果は抜群――ザンクトフローリアンの音楽祭で本年8月22日にライヴ収録されたこの「第8番」の演奏は、ワーグナー・チューバも大活躍、さる欧州の高名な批評家をして「若き演奏家たちは奏楽天使のごとくに音楽を作り、突如天国の扉が開いた思い...いま死んでも悔いはない、と思った」と言わしめた名演に!今回も全体で103分44秒という異例の長大さ(論拠有の独特解釈)...その深い呼吸が、ブルックナー世界への理解を静かに一新させてくれます。今回も充実した解説訳付です。

レミ・バロー

ザンクトフローリアンで指揮をするレミ・バロー

第1弾 ブルックナー:交響曲第3番(1873年第1稿)
レミ・バロー指揮
ザンクトフローリアン・アルトモンテ管弦楽団
驚くべき鑑賞体験!
演奏時間89分のブルックナー第3番初稿、ぜひご体感いただければ幸いです。解説には「ティントナーの全78分より遅い」と書かれています。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)

掲載: 2014年12月26日 17:30