伊パンク・シーンの勝者＝ザ・アンセムの新作『In It To Win It』が完成

バニラ・スカイのプロデュースでリリースした日本デビュー・アルバム『High Five』が圧倒的な支持を受けた4ピース、ザ・アンセム。前作リリース後はメンバーの脱退や音楽の方向性を見つめ直すため活発な活動ではなかったものの、自分達の表現したいスタイルを再構築し新作を完成させた！

オープニング「Winners Are Coming」から続く「Cripples,Bastards and Broken Things」への流れからは物語の始まりを連想させる。「Blame It On Yourself」ではイタリアン・ポップ・パンクの真骨頂とも言える泣きのメロディー全開！「West Coast Pride」では日本のキッズが大好きなアッパー・ソングで一気に加速する。派手なテンポ・チェンジに頼る事なく、あくまでメロディーの良さを重視した1年を振り返る作品として相応しい1枚がここに完成した。